脱炭素社会へー切り開く未来ー非鉄編(5) 電線メーカー(上) 浮体式洋上風力発電実用化へ 都市部への送電、重要性増す
政府は昨年12月、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を発表し、30年までに洋上風力発電に関し1000万キロワット、40年までに3000万―4000万キロワットの導入目標を掲げた。全世界の洋上風力の導入量は40年に現在の24倍の5億6200万キロワットまで拡大する見通しだ。特にアジア市場は30年に世界シェアの41%にあたる9600万キロワットとなるとの予測がある。
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