大手高炉 薄板販価追加上げ方針 6月以降も1万円以上 エキストラも改定 流通は強い懸念示す

大手高炉メーカーは店売り向けなどの薄板の販売価格を6月以降も大幅に引き上げる方針を固めたようだ。流通筋によると、追加値上げはトン当たり1万円以上とみられ、熱延以降の下工程製品のエキストラ体系(追加料金)も改定し、酸洗鋼板などは上げ幅がさらに拡大するという。昨年度下期からの累計での上げ幅は4万円以上となり、リーマン・ショック以前の好況期を上回る勢いで値上げが進む。

ここから先は

629字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?