鉄スクラップ国内相場、反落

 国内の鉄スクラップ相場が先週末に反落した。2月初旬以来、約1カ月半ぶりの下落。海上運賃(フレート)の高騰と船舶不足によって輸出商談が難航し、国内の需給が緩んだ。電炉大手の東京製鉄は13日入荷分から九州工場以外の4拠点で鉄スクラップの購入価格を全品種一律でトン500円下げ、先行して下落していた関東ほか全国で買値を下げる動きが広がった。

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