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日本製鉄、ゼロカーボン鋼供給へ/橋本社長/日本の国際競争力支える/広畑新電炉で高級鋼製造

 日本製鉄の橋本英二社長は10日に会見し、CO2排出削減に寄与するカーボンニュートラルスチールの2023年度の供給開始など50年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを説明した。瀬戸内製鉄所広畑地区に導入した新電炉で高級鋼を製造し、30年、50年に向けて順次供給量を拡大する。「製造プロセスの脱炭素を進め、お客さまの排出量削減に寄与する製品とソリューションの提供の両面から日本の国際競争力を支えていく」考えだ。

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