鞍鋼と本鋼が合併 世界3位、粗鋼計5538万トン
【上海支局】中国鉄鋼大手の鞍鋼集団と本渓鋼鉄集団が2025年までに合併する計画を両社が本拠地を置く遼寧省政府が6日に発表した。合計粗鋼生産量5538万トン(19年)と中国2位、世界3位となる。鞍鋼は25年までに粗鋼能力を7000万トンに増やす目標を掲げており、省の鉄鋼産業の改革を主導する。中央政府は数千万トン規模の鉄鋼企業を複数誕生させる方針を示しており、世界鉄鋼上位を占める中国の国際影響力はさらに増す見込みだ。
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