「豊田通商・金属本部 SDGsへの挑戦」動静脈一体で低炭素貢献 リバースサプライチェーン構築目指す

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 新型コロナウイルスの猛威が世界を襲い、地球温暖化の進行は止まらず、世界の金属業界を取り巻く環境は厳しさを増している。人類が将来にわたって成長を続けていくためには、多様な価値観を認めつつ地球環境に配慮したSDGs(持続可能な開発目標)の理念が求められる。トヨタグループ唯一の商社、豊田通商はSDGsの考え方を重要な経営の柱に位置付け、金属関連事業を統括する金属本部でもさまざまな取り組みを進めている。「リバースサプライチェーン」の考えを取り入れ、動静脈一体となった事業展開を図る同本部の挑戦を通じ、金属産業とSDGsのあり方を見つめる。

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