ニュースの周辺/雑電線輸出の審査厳格化/シップバックで運用見直し/雑ナゲット向け流れ強まる
雑多な電線スクラップが混在する雑電線を輸出する際の「事前相談」の審査が7月から厳格化された。主要な輸出先であるマレーシアからのシップバック事例などを受け、環境省が通関前の事前相談でより詳細な分析データの提出を求めるよう運用を見直したことが背景にある。今後の輸出影響について輸出事業者や原料問屋の見方は分かれるが、国内での雑ナゲット向けの流れが強まる可能性は高そうだ。
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