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マグネ協会30周年記念 歴代会長インタビュー/14―16年度加藤数良氏/”製品の違い”感じてほしい

 日本マグネシウム協会の設立30周年に伴い、本紙では歴代会長とともに、マグネ業界の過去を振り返り未来を展望している。第2回は、2014―16年度に会長を務めた加藤数良氏(日本大学)。


 ――マグネにかかわり始めたころを振り返って。


 「大学を卒業したころ、加工の分野では鉄系の研究をしている人がまだ多かった。その後、軽さへのニーズとともにアルミが主流になる。マグネ協会が、前身であるマグネシウム委員会として軽金属協会(現日本アルミニウム協会)内にあった頃で、私もその頃に研究を始めた。一般の材料を扱う業者にお願いをすれば特殊な物でなければ手に入ったアルミに対し、マグネは市販されておらず、丸棒や板の試験材料が手に入りづらい時代でもあった」

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