ドイツのLiBリサイクル 内外企業巻き込み連携 タニオビスが事業参画

 JX金属グループの独タニオビスが8日、ドイツのリチウムイオン電池(LiB)リサイクル技術開発コンソーシアムに参画すると発表した。独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)グループが主導してこのほど立ち上げた枠組みで、使用済みLiBの正極材、電解液、負極材のリサイクル手法を研究開発する。ドイツでは同じく自動車大手のBMWなどが中心となったコンソーシアムもすでにあり、国内外の電池・材料メーカーを巻き込んだLiBリサイクルの仕組みづくりが加速している。

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