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三益、温間圧延で64チタン加工 日本初の技術確立

造管機メーカーの三益(本社=神奈川県秦野市、島田健社長)は、日本で初めて温間加工技術を確立した。大規模な設備を要せず複雑形状や高精度を両立する。4月にパイロットとなる温間圧延機が完成し、難加工材の64チタン合金(アルミ6%、バナジウム4%含むチタン合金)などのパイプ作りに着手した。島田社長は「熱間と冷間のいいとこ取りを実現した」と胸を張る。条件出しやパートナー企業の発掘をすすめ、2―3年以内の事業化を目指す。

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