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住友金属鉱山/中期経営計画を聞く/(下)/3年間で総額6030億円投資/野崎明社長/ニッケル生産 質と量に挑戦/DXでビジネス変革へ発展

 ――長期ビジョンで掲げるニッケル年産15万トンに向けた取り組み。


 「15万トンという『量』への挑戦に『質』への挑戦が加わった。下流部門に電池正極材があるためで、純度の高い不純物の少ないニッケルをいかに造るのかという点にフォーカスしている。世界のニッケルプロデューサーが地金生産までなのに対して当社は正極材まで展開しており品ぞろえは豊富だ。ニッケル業界で際立った存在という自負があるため、もう少しボリュームにもこだわり、ポマラプロジェクトと並行していろいろな調査を行っていく」

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