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OpenAIが「危険すぎる」として一部だけ公開した文章作成AIを使ってみる

こんにちは、Choimirai School のサンミンです。

【主要なアップデート】
(2019.11.05)新しくリリースされた1.5Bモデルを導入
(2019.08.22)新しくリリースされた774Mモデルを導入

1.  はじめに

こんにちは、Choimirai School のサンミンです。

イーロン・マスクが設立した人工知能研究所『OpenAI』は2019年の2月、テキストを生成する人工知能システムを発表。高性能すぎて誤解を招くニュース記事、オンラインでのなりすまし、ソーシャルメディア上の不適切なコンテンツ、スパムおよびフィッシングコンテンツが大量に生成されるおそれがあるとして、非常に制限されたバージョン(小規模なモデル)だけをリリースしています。

5月に入って、OpenAIはより強力なバージョン(中規模なモデル、全体に比べてまだかなり限られている)をリリースし、その性能をどなたでも試すことができます。

今回のノートでは、OpenAIが開発した文章作成AIの使い方をシェアします。

2.  AIを使って文章作成

OpenAIの文章作成AIは Adam Kingさんが作った Talk to Transformer サイトから試すことが出来ます。任意の文章を与えると続きを自動的に生成してくれます。

使い方はとても簡単。

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文書を生成する方法は2つ、

1。任意の文章を入力
2。サンプル文章を選択

任意の文章を入力

Custom prompt を選択した状態で、下のテキストボックスに任意の文章を入力した上で、COMPLETE TEXTボタンを押下してください。

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すると、下の方に文章が生成されます。下の例はTOEIC Part3会話の冒頭を入力した結果です。AIが会話であることを認識し架空の人物、Michaleを作ってCharlieと会話する場面を作ってます

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サンプルの文章を選択

Custom prompt をクリックしますといくつかのサンプルがリストアップされます。任意のサンプルを選択しますと続きの話が生成されます。

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Packing for trip to Mars を選択した例。GENERATE ANOTHER をクリックしますと、新しい文章を作ってくれます。

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3.  まとめ

OpenAIは今後人工知能コミュニティと議論を重ねながら更に充実したモデルをリリースするとしています。新しくリリースされるモデルはTalk to Transformerのサイトにも反映する予定だそうです。

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