"Roam Research"に関する英語資料のまとめ
こんにちは、Choimirai School のサンミンです。
【主要なアップデート】
(2020.07.13)Discourse サイトの追加
0 はじめに
Roam はそのメリットを知るまで時間がかかるツールです。そもそも、何も書かない人にはなぜこんなことをするのかさえわからないと思います。
何かに興味があって、それをRoam上でまとめればRoamのメリットはよりわかりやすい。
あと、メモをとるアプリよりも、知的生産を営むためのツールとして考えた方がいいと思います。日々の発見を記録、分類し、統合する。この一連の作業をストレスフリーで楽しめるのが Roam です。
日々の発見を記録、分類し、統合する。
この一連の作業をストレスフリーで楽しめるのが Roam
Roam が何かを調査して Raom上でまとめてみませんか?
"食欲がないのに食べると健康を害すのと同じように、欲求を伴わない勉強はむしろ記憶を損なう。"ーLeonardo da Vinci
日本語のサイトはまだ限られてますので、今回の note では僕が今まで参考にしてた英語の資料をシェアします。
I almost wish I hadn't gone down that rabbit-hole--and yet--and yet--it's rather curious, you know, this sort of life!
あのうさぎの穴に入らなきゃよかったと思うほど——でも——でもね——ちょっとおもしろいわよね、こういう生き方って! - Lewis Carroll『不思議の国のアリス』
ここから始まるうさぎの穴はとても深い世界です。自分にとっては大変価値のある旅でしたので、他の方にもぜひ勧めたいと思っています。旅への準備ができましたら、いざ出発です。
1 Online Community
■ Discourse
今日 Roam のSlackコミュニティーにこのような投稿が。
Slackより、Discourseの方がより継続的な話がしやすいということです。今後、Discourseでの情報が増えると思いますのでまだの方は参加することをオススメしたいです。
■ Slack
最初参加した時は、数百人しかいなかったコミュニティですが、今は4300人まで成長しているグループです。開発メンバーも参加されているので最新の情報がいち早く手に入る場所でもあります。
【追記:2020.07.13】Slackに投稿された情報からしますと今後 Discourseでのコミュニティーがより活発になるような気がします。
2 初心者向け
■ How to use Roam Research: a tool for metacognition
僕が Roam Research を始めたのが2020年1月23日だったのですが、Anne-Laureさんのこちらのブログはその三日前に書かれた記事です。双方向性リンクという概念も初めてでしたので、そのメリットを理解するのにとても参考になった記事です。
■ A beginner’s guide to Roam Research: getting started in 5 easy steps
上記の記事が多くの人に読まれて、同じくAnne-LaureさんがRoamの初心者向けに書いた記事です。
こちらの note ▼はAnne-Laureさんの記事を参考にして書いたものです。
3 中級者向け
■ Roam: Why I Love It and How I Use It
Roam Research のベータ版が始まったのは2019年10月です。その前までは主に、研究者の間で利用されていたようです。Roamを使い始めたユーザーの中にはその機能に魅了された人も多い。2020年1月18日にNatさんがRoamの虜になった理由を書いたこちらの記事▼。Hacker News に紹介されたことで Roam の登録者数は爆発的に増えたと聞いてます。
■ Building a Second Brain in Roam...And Why You Might Want To
Roam Research のコミュニティは Slack だけでなく、Reddit にもあります。2019年12月31日にAnonym-sさんが投稿したこちらの記事▼は Roamを利用して Second Brain(第二の脳)をどう運用するかについて詳しく紹介しています。
■ Roam Research: a simple input to output flow
こちらは初心者用の資料でもシェアした、Anne-Laureさんの記事です。インプットからアウトプットまでの流れをわかりやすく紹介しています。
4 上級者向け
Roam Research には創業者を含め、ルーマンのカードボックス法(The Zettelkasten)に興味を持っている人が多いです。
カードボックス法は梅棹先生が「知的生産の技術」で紹介したカード法と非常に似ています。
ルーマンのカードボックス法については「How to Take Smart Notes」に詳しく書いてありますのでご興味のある方はぜひ。
■ How to Take Smart Notes: A Step-by-Step Guide
上でも紹介した Natさんが、カードボックス法の進め方と Roam Research での実装法について書いた記事です。概要レベルで詳細には触れてないですが、カードボックス法をRoamでやってみたいという方にはオススメの内容です。
■ Roam Research, new web-based outliner that supports transclusion & wiki features - thoughts?
Roam Research は NotionやWorkFlowy、Scrapbox、そしてDynalistなどと比較されるケースも多い。Dynalistの掲示板で Roam Research が議論された板です。Dynalistの開発チームも参加してますので大変参考になる内容です。
■ Roam Researchのホワイトペーパー
ここまで読まれた方は、Roam Rsearchの開発チームが書いた、ホワイトペーパーもぜひ。Roamをアピールするための内容とRoamを作るまでの経緯が記載されています。
5 レファレンス
■ Roam Research Tips & Hacks
Roam をより快適に使うためのアドバイスをリストアップしているサイトです。
■ Roam Public
Roam Research で作られた公開ドキュメントをシェアしているサイトです。聖書や古典などを自分のデータベースにインポートすることもできますので、ご興味のある方は参考にしてください。
■ Andy Matuschak
AndyさんはRoam Research と直接関わってないですが、Roam Researchの生みの親、ConorさんがAndyさんの考えをよく紹介しています。中でも、Evergreen note は大変面白い取り組みだと思いますのでオススメです。
■ Twitterリスト
僕がTwitterでフォローしているRoam Research 関連のアカウントです。
■ Digital Garden
Roam Research のユーザーでは Digital Garden に関する話題もよく聞きます。梅棹先生の「保存するためではなく、活用するために書く」と似たようが考えです。
上記の記事を参考に書いた note が「ときめく心の資産、を育てる方法」です。
6 YouTube
■ Zettelkasten Learning Method: Simply Explained
Roam Researchについて扱っているYouTubeチャンネルも増えてますが、僕はShuさんのチャンネルをオススメしたいです。英語もとてもわかりやすくコンテンツも充実してます。ShuさんのチャンネルにはRoamに関する他の動画もあります。
■ What's So Great About Roam Research?
上でも紹介した、Natさんが Roam のメリットを簡潔にまとめてくれた動画です。
7 まとめ
Roam Research を作ったConorさんは、Roamのメリットを知るためには少なくとも5時間以上Roamで書く必要があると指摘しています。
何を書けばいいかわからない人も多いと思います。そういう方は、今回の note でシェアした資料を参考に、Roam上でRoamについて書いてみてください。
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