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Logseqに公式のQuick Captureが登場

こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。

0  はじめに

Logseqを利用されている方の間で一番多かったリクエストの一つがウェブで見つけた情報を簡単にLogseqへ保存することだったと思います。

最新のリリース(0.7.5)でQuick Capture(以下、QC)機能が追加されましたので使い方をシェアします。

1  0.7.5以降のバージョンにアップデート

QC機能は、Logseq独自のプロトコル(logseq://)を利用していますので、まず0.7.5以降のバージョンにアップデートが必要です。

まだでしたら、上記のページから0.7.5以降のファイルをダウンロードしアップデートを行ってください。

2  Bookmarkletを登録

LogseqのQCはBookmarkletをブックマークバーに登録し、そのブックマークレットを押下することで起動する仕組みとなっています。

上記のページをクリックしますと「Share to Logseq」のリンクがありますのでこちらをドラグアンドドラップでブックマークバーに追加してください。ブックマークバーが表示されてない場合は、ブックマークバーをまず表示する必要があります。

ブックマークバーが表示されてない場合は、ブックマークバーをまず表示

「Share to Logseq」をDrag & Dropでブックマークバーへ追加する様子

3  Quick Captureを使ってみる

ウェブサイトを開いて、ブックマークバーに登録した「Share to Logseq」を押下しますと「Open Logseq?」のメッセージが表示されます。

□ Always allow …. to open links … にチェックを入れ「Open Logseq」のボタンを押してください。

すると「現在の時刻」と[[quick capture]]、そしてテキストがハイライトされている場合は該当テキストがWebサイトのURLと一緒にLogseqへ保存されます。

QCが保存される場所はLogseqに表示されているページの一番下のブロックとなります。

QCが保存される場所はLogseqに表示されているページの一番下のブロック

4  Quick Captureをカスタマイズ

QCは基本、"{time} [[quick capture]]:  {text} {url}" の順で表示されますがconfig.ednの中で表示順や他のテキストを追加することもできます。

例えば、[[quick capture]] は必要ではないという方は次のコードをconfig.ednに追加してください。

:quick-capture-templates {:text "**{time}** {text} {url}"}

config.ednファイルを修正する方法は下記のページでシェアしています。

修正後、ウェブサイトを開いて、「Share to Logseq」ボタンをクリックしますと[[quick capture]]がない状態で保存されることを確認できると思います。

変更内容は反映されない場合は、Logseqをリフレッシュ(WindowsはCtrl + R、マックはCMD + R)してください。

カスタマイズのアイディアとして、テンプレートに「TODO」を追加するのもお勧めしたいです。TODOの追加で、Quick Captureで保存した情報に対し、なんらかのアクションが起こせると思っています。

:quick-capture-templates {:text "TODO {time} {text} {url}"}

5  まとめ

新しく追加されたQC機能を使えば、ウェブで見つけた気になる情報を素早くLogseqへ保存することができます。

マックを利用されていて、Alfredをお持ちの方はQC機能をキーボードから呼び起こすこともできます。詳細は別のnoteでまとめる予定です。

QCの使い方につきまして何か質問があれば、 #Logseq部 のタグをつけてTwitterで教えてください。お答えできる範囲内であれば返答させていただきます。

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