英語学習にOttercastをオススメする3つの理由
こんにちは、Choimirai School のサンミンです。
【主要なアップデート】
(2020.11.21)ポットキャストをOtter.ai にインポートする方法を追加
0 はじめに
ポットキャストは、2004年に「iPod」と「Broadcast」をあわせて作られた造語。技術の発展で情報発信・消費の手段が変わった良い例です。
ポットキャストを発信する方法は年々進化していますが、ポットキャストを聴く方法はアプリの数が増えるだけでそれほど変わってないのが事実。
しかし、2020年、ポットキャストを聴く側にも大きな革命の到来です。
Ottercastを始めませんか?
Ottercast = ポットキャストをOtter.aiで「文字起こし+読む+聴く」こと
今回の note では英語学習で Ottercast を勧める理由を3つシェアします。
①能動的に聴く習慣が身につく
②感動を受けた箇所だけを集められる
③検索しやすい
【追記:2020.11.21】ポットキャストをOtter.aiに追加する方法は下記のnoteを参考にしてください。
1 能動的に聴く習慣が身につく
英語のリスニングになりますと聞き流すような聞き方をされている人も多い。英語の読みと一緒で、リスニングもご興味のある素材を今のレベルにあわせて聴くことが肝要。
▼なぜ能動的な学習ができるのか?
Otter.ai の文字起こしの精度は約95%。100%ではないのが能動的な学習につながります。
例えば、上記のポットキャストではゴルファーがショートパットを逃す原因となる「yips(運動選手を失敗させる神経不安)」についての話です。しかし、Otter.ai の文字起こしでは、「hips」となっていて意味が通じない。
Otter.ai の文字起こしでは、「hips」となっていて意味が通じない
テキストを選択すると選択された箇所から再生されますので、複数回聴くと、hips ではなく、yips のように聴こえることに気づきます。
そこで、「golf yi」とグーグルに入力しますと、候補に「yips」が出てくるので、ここでは、hips ではなく yips が正しいことに気づきます。そして、ついでに yips に関して調べるとポットキャストの文脈ともあっている。
こうして、検索をして、文字起こしを修正することで能動的なリスニングができます。また、ご自分で修正したスクリプトですと後から復習する際も、格段と見やすいと思います。
検索をして、文字起こしを修正することで能動的に聴くことができる
▼話者の特徴に気づく
Otter.ai ではまた、音紋を利用してボイスラベルが付けられるのも能動的な学習の手助けとなります。誰が話をしているのかが明示的にわかりますので、その人のアクセントや話し方により早く慣れます。
2 感動を受けた箇所だけを集められる
梅棹先生は「知的生産の技術」で発見についてこう説いてます。
ポットキャストも一緒で、聴いた時に受けた感動を、文章として残さないとすぐ忘れてしまいます。
聴いた時に受けた感動を、文章として残さないとすぐ忘れてしまう
Otter.ai では文字起こしが終わった後、感銘を受けた箇所だけを切り取ってシェアすることができます。このリンクを Roam や Notion、Evernote などに埋め込んで感想を綴りますと記憶にも定着しやすいです。
3 検索しやすい
英語圏の場合、オーディオブックやポットキャストなどオーディオコンテンツ市場は急速に拡大しています。同時に、これらの消費量も圧倒的に増えるはず。
オーディオコンテンツは他の作業をしながらも聴けるというメリットが大きいです。しかし、これは「この間の話、どこで聞いたけ?」と思った時、検索できないという短所にもなります。
そういう時に便利なのが、Otter.ai による文字起こしです。
例えば、僕が文字起こしをしたポットキャストで「obama」と検索しますと全部で9個のコンテンツがマッチングしていることがわかります。
Otter.ai では検索の範囲をいくつかに絞ることができます。「Home」画面での検索は文字起こしをした全てのコンテンツが検索対象となります。
検索結果のページを見ますと「obama」が出ている箇所が詳しく確認できます。
探していた箇所が見つかりましたら、①そのセンテンスをクリック→②元のコンテンツが表示→③ピンポイントで再生、することができます。
4 まとめ
英語学習においてポットキャストを Otter.ai で「文字起こし+読む+聴く」メリットは実に大きいです。Ottercast、始めてみませんか?
Otter.ai の詳細は下記の note を参考にしてください。
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