BADON読んで思い知ったこと ※普通にネタバレ※

2023/6/5
今日感動したことはBADON(オノナツメさん)読んで思い出したこと
私は昔からこういうのが好きだったなってなんとなく。
自分ができないからあこがれるんだろうな。
今読んでるのはラズの回で、リリーちゃんのお父さんがラズの恋人を射殺した警察の人だったってところで、ラズの過去を回想してるところなんだけど
ラズと恋人のやり取りをみてもうなんかがっくりきてしまった。いや、いい意味でも悪い意味でもない、思い知らされたという感じ?

私は未来に何の希望もなくて、刹那的な幸せがずっと続くと過信して、(というより、そういうことさえも考えることができないくらいに短絡的な)快楽を求めるタイプの危ない人間にどうしようもなく焦がれてしまう。
一昔前のパンクロッカーみたいな。売れまくってヤリまくって金や薬におぼれているのに何にも満たされないような人たち。自分が欲しいものがわからなくて、でも満たされない衝動に駆られて、酒におぼれて女におぼれて薬におぼれてしまう人というかなあ。
うーん。忠犬にも近い。一途過ぎておかしい人というか。
たったそれだけあればいいと信じていて、でも人間なんて生き物はそんなわけないのに、それだけあればいいって信じてる人たち。そして、それがなくなるならあっけなく自分の人生なんて棒に振ってしまえる短絡的な思考の人。
昔からずっとつけてる指輪があるとか、履いている靴があるとか、そういうのにもすごくあこがれるんだけど、なんとなく通じているかも。
私は絶対にそこには行けないからうらやましいと思うんだけど、もう存在自体が切ないというか…。

今回のラズはそういう感じで、あーーーーーーーーってなった。
これは書かなきゃ、と思った。そういうの好きだよねってこと、忘れないようにしたいね。自分が相反する存在であることも。
オノナツメ先生は本当に世界観が素敵だ。こんな世界で生きてみたいな~。
ハチクマのバイトとかでもいいから


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