【摩天・蒼空環境】静岡自主大会ベスト8・シティS3ベスト8 備忘録
こんにちは、ばびです。
7月4日に活動拠点である静岡で開催された神楽杯、7月10日に開催されたシティリーグS3春日部にて、どちらもベスト8という成績を残すことができました。目標はどちらも優勝だったので満足いく結果とは言い切れませんが、どちらも摩天パーフェクト、蒼空ストリーム発売前及び発売翌日の大会であり、環境が定まっていないタイミングでそれなりの結果が残せたので、せっかくなので備忘録としてnoteを書かせていただきます。
全文無料なので、暇な時のお供にでも使ってください。
文章に関しては無料である点も踏まえて少し雑なところが多いと思いますが、急ぎで書いているのでご了承ください。気づき次第訂正していきます。
自分がどんなプレイヤーか気になる人は過去の記事とかを見ていただけると参考になるかと思います。
それでは、本文に移ります。
◇7月4日神楽杯
主に静岡で活動しているチーム神楽様主催のシティ規模くらいの自主大会でした。参加者は正直ほとんどが知ってる人だったので、ある程度レベルは把握できました。
この大会では蒼空・摩天の新カードのみプロキシで採用してよいという大会だった為、個人的には翌週にシティが控えていたので新環境の試運転や新デッキの発掘に使えそうだったのと、なにより自分の調整メンバーであるイナビカリフレンズ達が千葉から来るという点で非常に楽しみにしていた大会でした。
この大会に参加するうえで自分が考えていた事は
・新デッキかシティで使うデッキを試したい
・新環境のデッキを知りたい
・ほぼ知ってるメンツしかいないから優勝したい
目標は優勝・最低目標はトナメそのくらいで臨むことにしました。
俺が静岡(中部)で一番強い奴になったるで~
・使用デッキとデッキ選択の経緯
使用デッキ:ビクティニブラッキーミュウミュウ(以下VBMM)
まず自分がこの大会で多そうだなと思ったデッキが下記の表になります。
絶対当たる:
連撃ウーラオス/黒馬(型問わず)/ムゲンダイナ
当たるかも:
三神ドータクンバレット/ルカメタ/一撃系統/リーフィア/悪パーフェクション
いるかも:
ジュナイパー/白馬スイクン/インテレオン/レックウザ/ニンフィア
tierで表現するとなんか違うなと思い単純に多い少ないで予想しました。
この大会で勝つ上で必要になるのは、初見殺しかパワーの高いデッキでわからせるのが一番かなと思いました。自分は最初ジュラルドンの考察をしていたのですが、うまく作れなかったのでシティやPJCSまでお蔵入りだなと思い一旦諦めました。あとは弱点じゃんけんが非常に厄介だったので上位に部類しているデッキは握りたくなかったです。
正直言うと、この大会で負けても失うものは特になかったので(実際はイナビカリメンバーで最下位だったら罰ゲームがあった)優勝狙うならじゃんけんで全部出せて、なおかつ理論上全体面に勝ち筋がある方が強そうだなと思い、VBMMを握ることにしました。
おそらく、新カードメインのデッキを組めて持ってこれる層は少ないだろうという予想もあったので、大会のレベルやプレイヤーデータを考え従来の三すくみを意識しました。
採用・不採用でこだわったポイント
・ふうせん2 ポケモンいれかえ2 ツールジャマー1
リーフィアやゲンガーブラッキーが一定数いる可能性や個人的に雷バレットは連撃以外には強いとわかっていたので麻痺に対する札がないとまずいと思い入れ替えは厚くしました。ジャマーで縛ってくる相手にもついでに刺さりました。
その逆の理由で最近の入替えソースがふうせんしかないデッキに対してツールジャマーは非常に強力なので採用しました。
あと、おおきなおまもり装着ムゲンダイナを処理したかった。
・ポケモン通信2 しんかのおこう1
最終局面でスタンプやマリィの返しで通信だけではブラッキーVMAXに触れないが、おこうの場合それが可能でした。また序盤にラフレシアGXにプレシャスボール同様にノーコストでタッチできたので使用感は非常に良かったです。
・ガラルサンダー2 メタアタッカー0
クワガノンVを採用することで本来厳しい水タイプに対して勝ち筋が広がります。しかし予選で1回当たる分には問題ないなと思い、他で勝てるようにじゃんけん枠(超闘悪)に枠を優先しました。ガラルサンダーが2枚なもの同じ理由で、静岡はダイナが多い印象だったので集めの採用にしました。
悪パーフェクション相手にもこいつに溶接工を打って悪TAGをワンパンしに行きます。
・当日のマッチアップ
予選
R1 勝 こくばマホイップ
R2 勝 三神ザシアン
R3 勝 連撃ウーラオス
R4 負 こくばマホイップ
R5 勝 悪パーフェクション
予選4位通過
決勝トーナメント
R1 負 モココ雷バレット
ベスト8
順当なマッチアップで炎系統の強みである先攻後攻どちらでも強い点を生かし予選を戦えました。
トナメに関してはできれば戦いたくなかった雷バレットを踏んでしまい、理想のプレイをできたのですが、試合前からわかっていた最後のスタンプ麻痺勝負でこちらが入替えに触れられず敗北。
最低目標は達成できたのと、環境読みはあっていたのでデッキ選択は悪くなかったと思います。このデッキは最悪シティで持っていけそうだなという収穫があったので良かったです。
大会自体のまとめはチーム神楽様が記事を出していますので、デッキ分布や上位者のデッキリストなどそちらをぜひ読んでいただければなと思います。
運営のチーム神楽様、対戦してくださった方々、ありがとうございました。
また機会があれば参加させていただきます。
◇7月10日シティリーグS3春日部
タイミングとしては蒼空と摩天発売日翌日に開催されるシティリーグということで、PJCSの1週間前ということもあり、かなり混沌とした環境になるかなと思いました。カードプールは神楽杯と同じですが、同じような環境読みではまずいので、1週間ほぼ毎日開催されていたシティリーグの結果を見ながら環境考察に時間をかけました。
・これまでの環境考察
※あくまで個人の意見なので違うだろという意見もあると思いますが無料なので許してください。
直近の大会を見ていると、超闘悪を中心にメタゲームは回っていたのは、この記事を読んでいる人なら全員わかると思います。
その中でも特に目立ったのは、
「連撃ウーラオスを倒したい黒馬バドレックスを使う層が特に多い」
という点です。
本来ならここまで見れば、その黒馬に対して強い純悪タイプ軸のムゲンダイナやゲンガーブラッキーのようなデッキを握る層が母数として増えるところですが、それでも上位入賞する連撃ウーラオスの圧力は計り知れず、純正悪軸のデッキはそれなりにいる程度での印象でした。いたとしてもブラッキーが採用されている一撃系統やニンフィアガラルファイヤーなどの他のデッキに対して少し勝率を落とすデッキ程度でした。
また「上手い連撃使いは黒馬にも平気で勝つ」これも一つの要因だったと思います。
結論:連撃ウーラオスと黒馬バドレックスが頭一つ抜けている
そこで復権したのが超と悪を使えてなおかつ他のデッキに対してもデッドムーンGXで圧力をかけれる非常に強力な悪パーフェクションであり、上位に食い込むことによって無視できない存在どころか、ガラルサンダーを採用する構築が多く、苦手なムゲンダイナなどに勝てるようになったため、三すくみの悪の位置と言っていいレベルでメタの中心に入っていました。
そこに台頭していたのが弱点じゃんけんに関わってないルカメタ、リーフィア、インテレオンあたりが存在し、一応全部に勝てるドータクンバレットや連撃テンタクルあたりが存在していました。
これらを踏まえてイーブイヒーローズ環境で想定した場合の7月10日の環境予想が以下の表となりました。
tier1
連撃ウーラオス/黒馬バドレックス/悪パーフェクション
tier2
ムゲンダイナ/三神ドータクン/ルカメタ/リーフィア/ニンフィア/インテレオン/一撃系統/連撃カラマネロ
tier3
ジュナイパー、白馬バドレックス、他
そこに加えて新カードが追加される為、強化されたデッキや握りづらくなるデッキがでできたため、ここからさらに変化したのが以下となります。
tier1 連撃ウーラオス/黒馬バドレックス/悪パーフェクション
tier2 ムゲンダイナ/三神ドータクン
tier2.5 白馬バドレックス/レックウザ/ジュラルドン
tier3 リーフィア/ニンフィア/インテレオン/一撃系統/連撃カラマネロ/ジュナイパー
まずチャーレムVを得てさらなる強化をされた連撃ウーラオスは間違いなく使用者は多いと思いました。そしてそこに対して色相性を押し付ける黒馬も同様。そして新たなガラルファイヤーを得てさらに強化された悪パーフェクションも使用者が多いと考えました。
悪パーフェクションに強く出れるムゲンダイナやどれにも勝ち筋のあるドータクンもおそらく一定いそうでした。2.5の位置づけをさせてもらった3デッキに関しては母数は読めませんでしたが、新カードの中で個人的に注目している3つでした。レックウザやジュラルドンに関しては型がまだはっきりしておりませんでしたが、神楽杯とは違いプレイヤーレベルが読めない関係上、完成形を持ってくる層がいてもおかしくないので無視はできない存在でした。
また、白馬バドレックスに関してはスイクンVという強力なサブアタッカーを得ることができ、今までではできなかったプランを通せるようになり、もともと環境トップだったポテンシャルがあり、頂きへの雪道に弱い悪デッキが増えていたのでそこに強い点もかなり評価が高かったです。
tier3に位置に入れたそれ以外のデッキは基本的に大きな強化はもらってはいませんが、決して弱体化したわけではないので、当たる可能性はあるが上のデッキに比べると1回当たるかなくらいで考えていました。
最後にもう一度言いますが、あくまで個人の意見なので違うだろって意見もあると思いますが許してください。
・デッキ選択までの経緯
これらを踏まえて、当日使うデッキを前日決めることになりました。
最初に候補から外れたのは、神楽杯と同様の弱点じゃんけんデッキである
連撃ウーラオス、黒馬、悪パーフェクション、ムゲンダイナでした。
次点でレックウザとジュラルドンはカードを揃えるのが厳しいと思い、考察する時間に対してリスクの方が高いと思い今回は諦めました。
ここで意識したのは裏メタデッキを見つけられるかどうかでした。
前日の段階で最有力候補だったのが、白馬バドレックスでした。
神楽杯で1名白馬で予選を全勝しており、スイクンVを得たことでさらに強化されたことが証明されていました。また考察部分でも記載した通り、もともと強くて弱体化はしていないデッキであり、強化カードを得ている、そして悪パーフェクションをはじめ、上位デッキに対して互角や強く出れる点が非常に評価が高かったです。
苦手なのが現状向かい風を受けてるルカメタや少し安定感がかけてるドータクンバレットだった為、不利マッチは少ない想定でした。
イメージ的には
CL横浜のルカメタ、CL愛知のインテレオンみたいな位置です。
第二候補としてレッドパーフェクションにレックウザを採用したデッキでしたが、安定感や前述したカードがそろわない問題があった為、考察を途中でやめて神楽杯で使用したVBMMを少しいじった形を逃げのデッキとして用意しました。
こちらはCL横浜のセキタンザンのような立ち位置で考えてました。
第三候補で環境的には厳しいが、シティADの頃からひそかに練習していた練度に関しては自信があった、ルカメタザシアンを最後の手段として用意していました。
ありがたいことに、平日ですが大会前日に自分と同じ日に別会場でシティに参加するペッパーさんと2人で調整することになりました。
ペッパーさんも候補デッキが白馬バドレックス(うらこうさく型)でした。
自分はルガゾロ大好きマンだった影響もあり、チラチーノ型を前日練習で持ち込みました。
調整を進めれば進めるほど、チラチーノ型の序盤の不安定さや有利な悪軸に対して自己ってしまう懸念が発生。それに対してやはりメッソン型の方が安定しているので強いなという結論になり、さすが白馬でシティ準優勝しているだけあり、おまけに自分の候補デッキが破棄されなくなるという事案が発生しました。うらこうさくラインの予備カードを持ち合わせていなかったので、対面しているペッパーさんのプレイングから学ぶ手段を取りました。
とりあえずこのデッキはまじで強いと思い、ペッパーさんに激押して練習を切り上げ解散。
自分は帰宅後うらこうさく型をコソ連しましたが、練度が足りないなと思い使用を断念。
正直もう何でもいいや状態となってきてしまい、必死にシティを合法的に中止になる方法がないかを模索する始末。VBMMで行こうと決め、とりあえず翌日の支度をしていたところ、当日使う予定だったデッキケースに元々入っていたデッキを出したとき一番前にザシアンVSRがありました。
ザシアン「俺と戦わないか。。。?」
ワイ「おう。。。」
こんな感じでザシアンをまた使うことに決定。
ドータクンは使ったことがなかったので、消去法かつもともと最終手段だったルカメタで行くことに。
CSPレース的に最低でもベスト4、なんなら優勝しないとまずいくらいなので、優勝するなら全敗覚悟で一応全てに勝てると思っているルカメタだなという気持ちで臨むことにしました。
これで2021シーズンのシティリーグ3連続ザシアンに決定。記録更新。
・使用したデッキ
使用デッキ:ルカメタザシアンザマゼンタ
採用・不採用でこだわったポイント
・ポケモン入れ替え4
よく見る構築は入替え3+ふうせん1ですがグズマハラで逃げれたりマオスイの前出しに使えたりルカメタの逃げエネを減らせるのはどれも強いのですが、そもそも環境的に不利マッチが多いのでどこに貼るのが一番いいのかわからなくなりそうなので思考時間を減らすために入替え4にしました。
・ツールジャマー0→ツールスクラッパー1
ツールジャマーではなくツールスクラッパーにしている理由も同じです。走らないデッキなのでむしろ壊した方が強い派。
・リセットスタンプ2
最近1枚の構築をよく見ますが、自分はサイド落ちもそうだがこのデッキはリソースを抱えるので序盤にきたスタンプを自分のマリィで下に送ってしまうことが多いので、強く打つためには2枚必須だと思ってます。普通に2回打つこともよくある。
・タフネスマント3
隠密フードと朽ちた盾が1枚入る枠です。正直これは自分も直前まで悩みました。しかし隠密フードに関しては、結晶の洞窟を多投することにしたので、クイックシューターで乗ったダメージをすぐに回復できるため素のHPを上げた方が強いと思いました。ダークシグナルを防げるのでほんとに悩みました。盾に関してはザシアンに貼れないので、素引きした時にエリカのおもてなしを使う際に邪魔になるため不採用。
あとは何より思考時間を減らしたいので同じカードだけにしました。おかげで素引きできたので強かった。
・セイボリー2
正直このカードがシロカトを経由せず2回飛んでくるのはケアが難しいです。手札が多くてエリカが使えない、マリィだと手札が沈むのが嫌だなってシーンがよくあるので、縦引き3枚はシロカトと同じなので邪魔にはなりません。打つタイミングは重要ですが、うらこうさくデッキや苦手な黒馬や悪パーフェクションに対して2回打つとかなり刺さります。ムゲンダイナは3回くらい打つとザシアンすら突破されなくなるのでイージーウィンできます。
どうせ刺さらんと思われがちですが意外と強いですこいつ。何より見た目がおもろい。
・混沌のうねり0→結晶の洞窟3
ぶっつけ本番でした。雪道がきついので1枚うねりを入れたかったのですが、当日このカードで打点が狂ったおかげで苦手なデッキにも勝利を勝ち取れました。それでもうねりが欲しい場面は多々ありました。環境を見ての選択だと思います。当日まで回復できるの1匹だけだと思ってた。
・当日のマッチアップ
予選
R1 先 勝 ゲンガーブラッキー
R2 先 負 ムゲンダイナ
R3 ? 勝 黒馬ミュウミュウ
R4 後 勝 悪パーフェクション
予選8位通過
決勝トーナメント
R1 先 負 ビクティニレックウザ
ベスト8
今回もトナメ一没で終わってしまいました。
予選で永遠に不利マッチと死に物狂いで戦って何とか勝ち上がったので、今日は行けるかと思ったら、まさかの飛んでも不利マッチを踏んで敗北。
ルカメタ触ったことがある人ならわかると思いますが、このマッチアップは正直全敗してもおかしくないのでよく戦ったと褒めてほしいです(笑)
前述したとおり、今回のシティは正直優勝しないとCSPレースでもう間に合わないと思ったので、トナメのデッキを見る限り初戦さえ何とかなってれば優勝狙えたので残念です。
CL愛知に引き続いて、またしてもあと1勝で世界が変わっていたかもしれないと思うとなんか今シーズンはそういう年なのかもしれませんね。
敗退しても会場のデュエルスペースでぼーっと座っていたくらいうなだれていましたが、嬉しい情報が。
裏で別会場では僕が握るのをあきらめた白馬でペッパーさんが優勝してくれました。
自分の事のように嬉しかったので、それだけが救いです。
改めておめでとうございます!!
行きの新幹線で偶然遭遇したあたりお互い何か今日は持っている日だったのかもしれませんね笑
※ペッパーさんの記事が上がっていたので貼っておきます。
そんな感じで2週間連続の大会ラッシュはおしまいです。
久しぶりにポケカばかりやっていたので充実していました。
自分は仕事の都合でPJCSには参加できないため、どんな結果になるか楽しみです。
次は優勝したいですね。
これで毎シーズン最低でもCL完走とシティトナメ進出するという最低目標を今シーズンも達成したので少し気が楽です。
今回の記事は以上となります。
急いで書いた文章なので読みづらい点も多かったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また何かあれば書きたいなと思います。
何か、気になった点などありましたら、ご連絡ください。
それでは、また。
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