現代自、2030年までに世界販売30%増目標 ハイブリッド車種倍増

韓国の現代自動車は28日、中長期目標・戦略を発表し、年間世界販売台数を2030年までに23年比30%増の555万台とする目標を示した。
電気自動車(EV)需要の世界的な減速を受け、ハイブリッド車の車種を倍増させる計画。

コメントより
ここでいうハイブリッド車とは
レンジエクステンダー式EV(EREV)で
ガソリンエンジンを発電機として使い、バッテリー充電するしくみを持った自動車のこと。
通常の走行はバッテリーの電源を使ったモーターで行い、エンジンは使用しない。
バッテリーは20kWhもの大容量の電源を搭載しており、一般的にBEV(バッテリー電気自動車)と呼ばれる。

補足
日産サクラもバッテリー20kWhをもつBEV。
日立のe-POWERはバッテリーを持つが充電する機能をもたないのでEREVには分類されない。

このような技術の後進の背景にあるのは世界的なEV需要の伸び悩み。
その結果、ハイブリッド車の需要が高まり各社から様々なハイブリッド車が登場している。

現代は、補助動力装置を備えたEREVの走行距離への不安を払拭できる強みを活かして
市場の動向に対応していくと見られる。

多様なハイブリッド車が登場する時代になり今後もハイブリッドパワーソースの開発が期待されるというコメントも見られた。

引用 News picks

補足2

ハイブリッド車には、下記の3種類があります。

・パラレル方式
・シリーズ方式
・スプリット方式

パラレル方式
エンジンが主体。
発進や加速を電気モーターがアシスト。
シリーズ方式
発電のみにエンジンを使用。駆動には使わない。電気モーターで自動車を動かす方式。
フル電気自動車のような乗り心地が魅力となっています。
スプリット方式
走行状態に応じてエンジンと電気モーターの割合を調整する。

今回の現代のEREVは、シリーズ方式に当たるPHEVと思われる。

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