7&i、外為法でより厳しい「コア業種」への格上げを申請-関係者


セブン&アイ・ホールディングス(HD)が政府に対し、「外国為替及び外国貿易法」(外為法)で最も規制が厳しい「コア業種」分類への格上した。

外為法とは外資企業による日本企業の買収や出資を制限するもの。

7&iHDがカナダのアリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けた後に申請をしたことから
この格上げは買収を防衛するものという見方が多く、「買収提案を上回る経営計画がない」「買収を希望する」として経営陣への批判的なコメントもみられる。

アリマンタシォン・クシュター社はカナダやアメリカでコンビニエンスストアを展開する企業。Bloombergは、格上げが認められれば買収のハードルが上がる見通しと報じている。

買収防衛のデメリットは経営陣の安定的な地位維持による株主の不利益。コーポレートガバナンスではこのような規制を設けないことが望まれるのが一般的で株式市場の活性化には繋がらないことから、申請が通るのか動向に注目が集まる。

引用 Bloomberg、news pick

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