設計書レビュー支援
富士通がツールが設計書の抜け漏れと改善案を提示する「設計書レビュー支援ツール」を開発したと発表した。システム開発のレビューにかかる作業負荷軽減と下流工程における手戻りの防止が狙いがある。
Excelで作成した設計書に対して
生成AIでプロンプトを実行して曖昧性、整合性をチェックする。
例えば、「〇〇等の場合」の表現が含まれている場合、「〇〇の場合」と書き直すように提案がなされる。
これだけであれば簡単そうにみえるが、
その他に富士通が活用している生成AI関連技術で実現できるという、ナレッジ蓄積や多角的なレビューは興味がある。
どのようにレビュー時間の短縮がされるのか気になるが
別のチームで同じような指摘がされており、生成AIによる修正で、事前に修正しておくことでレビュー時の時間が短くなるのであれば良い技術だと思う。
一方で多数派が必ずしも正しくないのが設計の世界であり、顧客に由来する個別仕様があればどこかで人の作業は出てしまうだろう。