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猫屋奇譚本を紹介

猫屋奇譚シリーズ
喫茶店猫屋の店主であり陰陽師家業を営む橘と恋人であり式の烏天狗乾。
日常の中の非日常の世界。物の怪にこの世の者ならざる人間からの相談事が舞い込む。

第一シリーズ『月光の記憶』の紹介と、その他の猫屋本を季節で分けて紹介します!

★「猫屋奇譚 月光の記憶」
『転生を待ち続けた やっと戻って来た貴方は 俺を覚えてくれてはいなかった』
この言葉から始まる猫屋第1シリーズ。
・ざっくり紹介
前世で知り合った橘と乾は猫屋を立ち上げて陰陽師家業を始める。
2人で仲良く生きていたが橘は普通の人間ということで、年を取りやがては彼岸を渡った。
生まれ変わったらもう一度会いましょうの言葉を信じる乾と、前世はすっかり忘れて生まれてきた橘のbl風味の和ファンタジー。

・『月光の記憶』には、その他にも猫屋を書き始めたかなり初期の頃の話を集めました。ヴォリュームたっぷり本文94項になってます。
猫屋本を読まれて、彼らの過去に興味を持って頂けたら、ぜひ読んでほしいです。
基本的にはどの本から読んでもOKです。話は繋がります。

猫屋本を季節で書く!
1年を通じての本を出すのが目標の一つでして。
★猫屋奇譚 吉兆
さいころ遊び吉兆編の正月から、真冬の雪消月、たたりもっけの青年を出しました伊吹と弥生の3月ひな祭りの話でまとめてます。
たたりもっけの彼でblっぽい話を書きたい予定。
★猫屋奇譚花暦 花をテーマに。
桜の話から始まる4月、朝顔の7月に竜胆の8月。
この本は結構気に入ってます。
★猫屋奇譚怪談 葉月 朱夏 
猫屋の橘はある青年から恋人である葉月を探して欲しいと依頼を受ける。それと共に式にし、刺青にまで入れていた蛇も一緒に探してくれと頼まれた。
8月です。葉月とタイトルにしました。
季節から話は逸れますが、この時にタイトルに怪談を入れました。
イベントなどで怪談の理由を聞かれるのですが、
・主人公が橘などの猫屋関係ではなく、人間が主役の時で主に亡者
・タイトルに怪談を入れた方が何となく良い感じに思った時 これです。
★「猫屋奇譚怪談 半夏生」 
半夏生、金魚鉢、夏祭り、約束、オルゴール
初夏から8月のお盆を過ぎた頃まで。再編集をした時に夏って感じの金魚鉢、夏祭りにタイトルを変更してます。
★猫屋奇譚 鬼の留守
11月設定です。
マヨヒガで書きたいなと考えて、とうとう書いた一作。
★新刊「猫屋奇譚 鬼の箱」
10月「鬼の箱」1月「さいころあそび雪月花」3月「桜散らし」
最初は10月から始まって11月「銀杏」12月から1月にかけての「さいころあそび」の予定でしたが、雪月花になぞらえて変更になりました。
また、タイトルは雪月花ですが本文の進行は月雪花になります。

いずれはすべての月で揃えたい。
地味に5月6月とかの話がない。

11月20日 文学フリマ東京35に出店します。
今年最後のイベント参加になります。
東京流通センター(東京都)第一展示場・第二展示場Eホール
12:00〜17:00 入場料無料
新刊はたっぷり
既刊は5冊ぐらいずつ持っていきます。