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北欧海賊団来襲 脱獄 通販

イベント参加お知らせ
テキレボEX2全通販型即売会【Text-Revolutions Extra2】参加します。
テキレボリンク☚テキストレボリューション様のサイトが開きます。
山吹屋購入ページ☚山吹屋のテキレボ購入ページが開きます。

開催日 公開 2020/12/26(土)ー 閉鎖 2021/1/11(月・祝) 
テキレボ様の用意されたサイトにての開催になります。
約2週間の開催になるのかな。ゆっくりサークル様を見て回れます。
通販方法などの詳細はテキレボサイト様にて確認をお願いします。

★★へたりあ二次小説本をboothから通販しています。
イベント参加は未定のため、ぜひ通販をお願いします。
booth通販ページリンク
・「北欧海賊団来襲 脱獄」R18 頒布価格800円
リンク☞『北欧海賊団来襲脱獄 通販ページ

・「天空の楼閣」R18 頒布価格400円
リンク☞『天空楼閣 通販ページ

「K坂の殺人事件」R18 頒布価格300円
リンク☞『K坂の殺人事件 通販ページ


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★「北欧海賊団来襲 脱獄 改稿版」 144項 頒布価格800円
推理小説をベースにした本田菊3次小説 文字数約19万3千字
cpはルート菊・デンノル・耀香  トーリスフェリクス(名前のみ描写なし)
「船上ルビー盗難事件 北欧海賊団来襲」
「東インド会社株券紛失事件 北欧海賊団脱獄」
以前に発行しましたこちら2冊を1冊にまとめました。あらすじは変えていません。文章全体を細かく書き直しています。
表紙 てんぱる様より
・「船上ルビー盗難事件 北欧海賊団来襲」2016年
北欧海賊団登場編 本田菊敗北す。

「船上ルビー盗難事件」
ヴィンセント号に無線が入る。フランスを拠点に活動を繰り広げている海賊団のメンバーが一等船室に紛れ込んだ。
アメリカで盗んだ明けの明星の異名をとるルビーを携え凱旋を決めようとしている。目下分かっているのは右腕を負傷している事のみ。
注意せよ。

フランスを拠点に各国に入り込み宝石を奪う海賊団。変装自在の彼らは名前も素顔も何処の国の出身なのかも知られていない。奪われた宝石の後に残される『北欧海賊団参上』のカードだけが目印。

宝石強盗など自分とはまるきり関係のないと思っていた本田菊だが、ある事件をきっかけに彼らと対峙する事となる。本田菊の敗北宣言で終わります。どんな敗北なのかは秘密です。
カップリングは、ドイツ×日本。中国×香港。デンマーク×ノルウェーです。デン×ノルのエチは後日談になります。
それぞれベッドインあります。本編進行に伴い、デンマークと菊のキスが多々入ります。

・「東インド会社株券紛失事件 北欧海賊団脱獄」2017年
『パリ市民は世紀の脱獄を目にするだろう』

私こと本田菊は取材帰りに乗船したヴィンセント号でルイと名乗る青年と知り合った。ルイが乗務員並びに乗船客が探し回る北欧海賊団の変装とも知らずに行動を共にし、船内で発生した侯爵夫人のルビー盗難事件までも2人で解決するに至った。
だがとうとう私はルイの正体を見破る。私からの通報でフランス警察に捕まったのは北欧海賊団のリーダーである通称デンだった。
現在、彼はフランス随一の拘置所で厳しい取り調べを受け、裁判の準備を進めている。一方、私は勤務する雑誌社で仕事に打ち込み、恋人ルートヴィッヒと仲睦まじく毎日を送っていた。
そんなある日、大富豪である王耀の元に所蔵するピンクダイアモンドを盗み出すとの予告状が北欧海賊団の名のもとに送り届けられた。
私と北欧海賊団リーダーデンとの脱獄を巡る推理と冒険の話は、春の陽気の5月のとあるフランス郊外の御屋敷から始まる。

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★「K坂の殺人事件 本田菊事件簿1」
A5版42項(表紙含) 文字数約4万字 頒布価格300円
来襲脱獄の続きですが、新シリーズ。成人向けです。乱歩作D坂の殺人事件をベースに菊とデンが推理を巡らせる。

cp ルート×菊 デン×ノル トーリス×フェリクス
話の進行はひたすら菊とデン

「貴殿所有の碧き三日月の異名を取りますブルーサファイアを頂戴いたします」
これから私は皆さんに幾つかの事件の話を記述させて頂きたく思います。既にすべてが解決し、関係者各位から了承を得た事実になります。
事実と申し上げたのは、今だもって世論の語り草であり、こういった事には付きものの矛盾と誤解に他愛ない噂などで事件そのものが間違えた方向へ向かってしまった部分があるからです。
私はこれらの事件を警視総監の会見でも紹介されましたジム・バーネット捜査官と共に解決を致しました。彼とは殺人事件を機に知り合い行動を同じくし、最終的には前述の怪盗紳士との対決へと導かれていきました。
このジム・バーネットとはいかなる人物であったのか。
私はそれに関しても書かせて頂きたいと考えております。彼も私が話をする事に関して異論はないと信じております。
改めまして、私とジム・バーネット捜査官との出会いである1番目の事件の話に移ります。舞台となりましたのはブルーサファイア事件から3週間が経ちました11月初旬、K坂と呼ばれる坂道に並ぶ商店街の古本屋。
私は月刊ゲイ編集部の編集長と同僚の竹林さんの3人で、仕事終わりにサウナに立ち寄りました。そこで偶然に昔馴染みのフェリクスさんと再会をします。古本屋を経営していると聞きまして後日訪ねる約束をしました場面から話は始まります。       本田菊

楼閣表紙

★「天空の楼閣」本文58項 頒布価格400円 2020年
過去に発行した本・ブログ掲載した話からお気に入りを集めて書き直しました。
目次
・天空の楼閣 SFファンタジー ルート菊
・真夏の災難 菊探偵シリーズ3次小説 ルート菊 米英(犯人・連れ合い表現)
・ガラスのジェネレーション ルート菊
・大人のおもちゃはまだ早い ルート菊ギル
・キスの日 ルート菊
・錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう サラリーマンパロ ルート菊

★天空の楼閣より
はるかはるか先の時間
美しい楼閣を建立する人々がいました
彼らの創りあげる楼閣は遥か天に近い空の上 
 
ある日のこと 船が一艘やってきました
人々に迎えられ船から一人の青年が降りてきます
青年は神輿へいざなわれ楼閣へと担ぎ込まれました
途端、それまで暗闇であった楼閣に火が灯り音楽が鳴り始めます

人々は天にそびえる楼閣を崇め 
天空の楼閣と謳いました

★ガラスのジェネレーション
目を擦り、もう一度閉じる。そして再び開いた。目の前に隣の課の本田がいる。
「な、何だ」
「やっと起きましたね。昨日の仕事の打ち上げで私の隣に座ったのを覚えていますか」
俺は額を抑える。半年前からのプロジェクトが終わり、担当した部署で飲みに出た。部署は幾つかにまたがっていたが、どうせなら皆で行こうと盛り上がった。
それでだ。何故ここに本田がいるのか。そこがどうも理解出来ないのだが。ベッドの横に立ち上から俺を見下ろす顔を見返す。
「いや、あまり…」
「私の手をずっと握っていました」頬を赤く染める。
そうだったか。確か覚えている限りでは女子達がキャッキャッと笑っていたはずだが。本田はノートを手に持った。
「コホン! これから貴方を監禁いたします」
本田は監禁いたしますと言うなり顔を赤くして隣の台所へと入って行った。ともかく俺も起き上る。向こうでガスのつく音が聞こえ、味噌汁の匂いが漂う。
「出し巻き卵を作るので、待っていてくださいね」
俺はベッド横のローテーブルに本田が開いたままの状態で置いていったノートを取り上げる。俺のではないので本田のであろう。そっと台所に目をやり、ノートに目を通す。監禁マニュアルらしきメモが書き込まれていた。

★錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
「寒いですね」
「ああ、そうだな」
お互い歩きながら会話にならない会話を数回やり取りし、相手はさらに足を速めようとした。
にゃあ!
「タマ!」
だが、私のタマが私ではなく彼の腕に飛び乗った。
にゃあ、にゃあ、
これはまさかと思うが。
「あの、もしかして飼い始めた猫ってタマですか」
「まさか、この猫は」
驚く私達とは違い、タマだけが彼の腕の中からしっぽを伸ばし私の腕を触りながら、自分の手を舐めている。
「最近夜になるといなくなっていまして」
「俺の家には夜しか来ない」
「だから、シャンプーの匂いが同じだったのですか」
多分、はたから見たら何を言っているか分からないだろう。でも私と彼にはそれで話が通じた。
「俺、ルートヴィッヒと言います」
「私は本田菊と言います。あの、ルートさんですか」
「済まないが、もう一度ルートって言ってくれないか」
「え? は、はい。ルート」
私の顔をじっと穴が開くほど見つめてくる。私はタマを抱くその手から目が離れない。あれからも何度となく夢の中で抱きしめられたその手とそっくり。
「あの、話をしませんか!」
2人同時に叫んだ。

こんな感じで1冊丸ごとルートと菊の短編集。


本田菊の本はこちら3冊を出しています。
今年は2次イベントに参加はないかもしれません。
通販よりお待ちしております。

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