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住吉大社のトリビアと戦利品#9

さてさて参拝同日なので後日談ってのもおかしな話ですが、参拝後に現役神主ドルヲタさん(A君)との昼飯を食べた時のお話と、その後に伺った推しさんのカフェバーでの戦利品受け渡しのお話を少しだけ

軍艦の絵馬

それはちょうど参拝が終わって入口近くの軍艦絵馬を拝見してる時の事、TwitterのDMが飛んで来ましてん

関西弁丸出しのDM

ってな訳で南海住吉大社駅に向かう途中に左手にある良さげな喫茶店を見つけました

喫茶店LUIGIさん

本日のランチがチキン南蛮とか一目であなたに決めました!

チキン南蛮定食

A君は食事済みらしく飲み物飲みながら私の先ほどの参拝の様子などを聞いてくれてたんですが

「黄緑色の袴の神主さんが祝詞をあげてくれてん」

って話に

「おーばさん浅葱色ですね、神主の着てる袴の色で階級が違うって知ってますか?」

何?それは興味深いお話やん

今まで私は「宮司さん」って神職の方を呼んでましたが、「神主さん」って言う言葉が男性神職さんの総称って事をその前の会話でもA君に教えて貰ったので本当に有難い存在です

あと浅葱色って何ぞやって人はGoogle先生に「浅葱色 袴」で検索すると何だかいろんな色の袴が登場して混乱されると思うので、「夢眠ねむ 緑」で画像検索かけると似顔絵の書いたセーラー服とか出ますので、住吉大社の袴の色はそれに近い色をイメージして頂けると良いと思います

一応Wikipediaさん調べでは「浅葱色とはごく薄い藍色のことである。また、現在は明るい青緑をこう呼ぶこともある。」との記載ですので何ともストライクゾーンが広い色ですね

これは浅葱色にも水浅葱や薄浅葱等いろんな色があって沢山の種類が有る事が原因かもしれません

新撰組のダンダラ模様の羽織の色が浅葱色ってわりと有名なお話ですが、私には新撰組の羽織の色は水色に近いイメージで神職の方が着てる袴にはこちらに近い色の袴の神社も実際に有り、ちょっと住吉大社の神主さんの袴の色とはイメージが異なりミントグリーンやエメラルドグリーンの印象でした

話を戻して神主さんの階級って存在を私は全然知りませんでしたがこれはトリビアではと伺ってみると、神主さんって経験や人格、神社や神道に対する功績などによる階級制で、なんだかファンタジー小説によく出てくる冒険者ギルドのようです

A君のお話ではここ住吉大社では他の神社と違って、入りたての神主さん(冒険者ギルドではかけだし)は神人と書いて「しんじん」と呼ぶそうです

そして、4級から順々に数字が少なくなっていく所も冒険者ギルドと同じです

A君のお話だと神社が所属する組織によっても階級や袴の色はそれぞれですが

神人白色袴→4級・3級浅葱色袴→2級紫色袴→1級紫色袴に紋付き→特級白色袴に紋付き

だそうです

一応本人にも確認しましたが食事の席でのお話なので間違ってメモしていたら誠に申し訳ありません

これで祝詞をあげてくださった神主さんが4級か3級の神主さんだと推測できます

そしてまた、従事されてる職名もそれぞれランクが有り、階級違っても従事されてる方がいますので一概に袴の色で判別は出来ませんし、呼び方も組織によって違うそうなのであくまで一例ですが

神人(しんじん)→権祢宜(ごんねぎ)→祢宜(ねぎ)→権宮司(ごんぐうじ)→宮司(ぐうじ)

と住吉大社ではなってるそうです

その最高位の階級である特級(冒険者ギルドではSSとか特S)の階級をされてる方、なんと最高位職の宮司さんの中でも白袴に紋付きの日本に4人しか居られない宮司さんオブ宮司さんのお一人が、なんとここ住吉大社に居られるとのA君の更なるトリビアなお話で、お祓いの効果にも期待の持てる神主情報に推しさんの為に住吉っさんを選んで良かったなぁと思います

後日詳しく調べて袴の色の事が載ってるサイト見つけたので参考までに貼っておきますね

食事の後も2時間以上もA君とお茶してて、やれ巫女さんの着けてた松の冠が手作りとの情報や神楽舞いを見れたラッキーな話、やれ古事記日本書紀の海に流される蛭子と同一視されてる恵比寿様とこちらのご祭神とはどちらも海神様と商売の神様で関係あるんやろうかとか、久しぶりになかなか出来ない神道談義に花が咲きました

気が付けば時間は3時

推しさんのお店は夕方6時オープンです

戦利品以外にもお土産買ってオープン突(開場と同時にライブハウス行くドルヲタ用語)したいのでそろそろ移動です

参拝前に頂いた縁起焼が一瞬浮かびましたが飲食店だし食べ物はどうやろとか思い、難波に着いても高島屋やマルイをうろうろしましたが重たい物は帰りに推しさんの荷物になるなぁとか優柔不断な性格発揮、気付けばアメ村着いちゃってお店近くのコンビニに到着です

時間は6時5分前でもう迷ってる暇は無いので、コンビニでチョコラBBドリンクの1番高いやつでお仕事終わりに飲んで貰おうと購入し、いざ出陣!

SHIRUBE

挨拶もそこそこに今日の戦利品の受け渡しです

推しさんとの開封の儀を皆さんと共に改めて見ていきましょう

お祓いのお印

お祓いのご祈祷の際に頂いた「お祓いのお印」の朱色筆書きの包みの中身は3つの品が入っていて、小さい袋に白いお守りが大きな袋にはお札が入ってて神饌と書いてる箱には昆布が入ってる模様です

神饌とは神様にお食事を差し上げたお下がりだそうで海神様はやっぱり海産物好きなんですね

金ぴかで派手な商売繁盛のお守り

ちょっと買うのを躊躇した選択肢の無い住吉大社の「商売繁盛のお守り」です

カードタイプでお財布に入れて常に持ち歩けるし、大阪人にはこれぐらい派手じゃないと納得出来ないのかも

招福猫

可愛い手のひらサイズの招き猫である「招福猫」

小さいのでどんなお店の雰囲気でも飾りやすそうです

猫好きな推しさんも可愛いと絶賛してましたが、24体集めると巨大化するのは後日まで知りません(笑)

清塩

クールビューティーさんが選んだ清塩ガチャの中身です

「清塩」思ったよりどっさり入ってます

計って無いので目測ですが500グラム近く有りそうでガチャは当たりって事で(笑)

先ほどのA君も言ってましたが、お祓いや御利益なんて物はその人の気持ち次第なので摘まんで撒くだけで充分だと私は思いますが、きちんと盛り塩をしたい方は盛り塩について詳しく書いてるサイトも貼っておきますので参考にどうぞ

https://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00562/

歴史学者・東洋古代思想史研究家
村上瑞祥氏

さてさてこんな感じで戦利品を受け渡し、無事にお祓いの代参の使命を果たした所で今回はここまで

これで#5の記事に出てたガジュマルの木も元気になると良いのですが…

最後まで読んで頂きありがとうございました

※トリビアの内容ですがあくまでもA君の情報を元にした袴の色の情報の一例であり(Google検索では特級の人数も約70人との記載されたサイトも有ります)、その神社の所属する組織や行われている祭礼によっても神職の方々の装束はそれぞれ違いますので、位の高い神主さんでは無い等のトラブルは起こさない様に全ての神職の方々に感謝の気持ちを持って対応頂きますようくれぐれもお願い致します

興味をお持ち頂きありがとうございます! サポート頂いた浄財は今後の参拝の交通費等の活動費として感謝し利用させて頂きますね 神様仏様読者様~(‐人‐)アリガタヤー