『Flat』とは理論か?〜2.ガイアの法則〜否、乱数原理
ガイアの法則〜
135度文明と呼ばれ、東西交互に文明の衰退と繁栄が入れ替わると言う話。
この話の概要は事実とは考えるが正直用があるのはそこでは無い。
これは巷で言われるような、日本が次の文明の始まりだなどという、おめでたいピヨピヨした話では無い。
選民思想はこれまでの歴史同様身を滅ぼすからやめておいた方がいい。
物事とは全て常に無動の盤上で焼かれる一瞬の塵のようなものである。
地球はこれまでに多くの周期の中で、ここまで続いてきた。
地球にはさまざまな要素が関連性を持ち周期をそれぞれの長さで作り出す、特性に溢れている。
その主な原因は全て歳差運動が握っている。
歳差運動
地球には影響の規模から短期的周期、長期的周期
様々な周期の変動値があり
地球の磁場と太陽から発せられる磁場との相互関係の中で直接的に発生するブレる周期として知られる歳差運動
地球の歳差について
これは25772年周期で起こる事がわかっている
地球は太陽を365日で一周
地球は24時間で一回転する。
地球と太陽の僅かな位置関係は人類にとってはとてつもなく影響がでかい。
簡単に言って1日の温度変化は10度前後
地球と太陽の距離は平均して149597871キロメートル
近日点、遠日点は距離にして500キロメートルの違い
年間の最低温度と最高温度は役40度くらいの広がりがある、場所でこれは勿論様々だとは思う。
人が単純に生活するにあたりこれだけの温度変化ですら、その影響は大きなものだが、
地球と太陽の距離に対して年間僅か2%前後でこれだけの影響がある。
細かい数字を言い出せばキリがないが、
この歳差運動というものがそもそも地球表面に与える影響が大きい。
地球は完全な球ではない、横長に引き伸ばすほどの力が現実的にかかっている。
ジャイロ回転する地球にかかる張力は現に陸地を地殻ごと振り回す。
この事によって陸地は拡散と集合を繰り返す。
ロディニアやパンゲアなどの大大陸がそうだ。
ミランコヴィチサイクル
ミランコヴィチサイクルでは歳差運動が与える3つの影響がある。
①離心率(地球〜太陽の離れ方)の変化、太陽周回軌道の変動距離1827k、10万年周期、氷河期サイクルに影響
③自転軸の向きの変化、2.5万年周期、地殻変動に影響
②自転軸の変化は2.1度、4万年周期、季節差に影響
*これらの周期は必ずしも一定ではなく、短い周期、さらに長い周期が訪れる。
その長い周期となれば大陸の引っ張られる位置も大きく、氷河期も大きい、③については単一周期だが、
70万年のデータ上最も影響が大きいのは③と考えられている。
直近の氷河期は平均気温は6度低かっただけのようだが、それが季節差として4万年も続けば、地球の環境はガラリと変わる。
つまりは地球における任意の地点に与える影響は
歳差運動をベースに太陽からの微妙な変化の下
小さな力と大きな力が相まって、様々な複雑な周期が存在する。
そのどれもが波形を表し、それらは視点を広げるとさらに大きな波形を作る。
予定にはなかったが、
この単位で考えだすと、ある文明を思い出す、
マヤだ。
マヤ暦
確かマヤには長期暦があった
若い頃はよくわからなかったその存在の理由、
多分彼らはこれを視野に入れていたのだろう。
といううか、それくらいしか必要とする理由が思いつかない。
マヤの長期暦は20進法
アラウトゥン6300万年周期
キンチルトゥン320万年
カラブトゥン16万年
ピクトゥン8000年
バクトゥン400年
ツォルキン(260日)とハアヴ暦(365日)を繰り返し52年を人生の周期とする
因みに52年は黄道が次の周期に入る年数でもある。
マヤは特定の日の性質を導き出す為にいくつもの暦を使用する。
それぞれの周期を20まで作り、それぞれに象徴を与え、特定の日を表す力を複合的な周期の収束する場所として捉えるわけだが、
それくらい計算能力が高く、幾何学を好み、象徴を重んじる集団だったマヤにゆかりのある文明にはオルメカ、マヤ、アステカ、インカがあるが、そのどれもが時代も場所も異なり文化の質も変化している為一概に特徴付ける事はできないようだ。
地球上で起こる、地盤の運動、温度の変化大気の影響、植物の繁殖状況、動物の移動からくる変化、文明の流れ、
全ては環境により変化していく、
結果は原因によるものだが
原因とは理由であり、
その理由は惰性により生じたりしない。
確実性のあるものは常に理由が育む
そして人知を越えた理由とは人の計算の及ばない広範囲を基に組み立てられる。
乱数
2年ほど乱数を調べまくったことがある、
そもそも興味がありこの素性を知りたかった私が選んだのはロト6だった。
持続性、情熱、様々な条件付けが数字に与える影響も含めこれは非常にうってつけだった。
当時回数は800回の抽選を超え、仮抽選分なども含めると実に1600回、排出された順番での検証だった。
ありとあらゆる周期でデータを取った、抽選玉の変更、カラー要素、奇数偶数という単純な要素から出現間隔、黄金螺旋分布、素数、虚数、倍数分布…。
思いつく限りの現存する要素を用いてデータをとった。
ガイアの法則と呼ばれる表面化した分布は、乱数を原理とした、あらゆる細々した要素を元に事実上成り立つ。
ただそれは、壮大な相互関係の下
あらゆるエントロピーの唸りが絡み合い
何かを生み出し、それが折り重なり、今という瞬間を繰り返させる。
これらはそもそも結果ではなく、組み込まれた流れの中で、見せられてきたこと。
壮大なフラットの世界では
次元が生まれた瞬間に広げられた折り紙が瞬時に確率を生む。
フラットの上で僅かにコントラストを得たエントロピーが
次期に分布を生み出し、条件を消費して実態を生む。
フラットとはまだ素粒子すら生まれる前の世界でもある。
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