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カルロスゴーンの国外逃亡について考えてみる。

全然情報がないので、憶測ですがこれまでの経緯から見えてくるものもあります。

今わかってる事

・プライベートジェットで
・レバノンに入る
・日本からの出国記録はなし
・レバノン入国には別の名前
・弁護団がパスポートは管理している
・日本の司法制度、倫理観を非難する声明
・来週以降にメディアと接触する予告

まぁ、こんな感じですよね。ニュースソースがある分は大体ここくらいでしょう。
保釈金で積んだ金額が15億円。これがまず没収で国庫へ。

弁護士団の会見ではパスポートはちゃんと管理されてるようなので、別名義のパスポートで出国したか?多分顔バレしてるのでイミグレを抜けるのは難しいでしょう。
プライベートジェットがどこの空港から飛んだかにもよりますが、領事館や大使館(どこのなんでしょうね)経由で入港して、乗り込んだのではないか、という気がしています。
レバノンといえば、ヒズボラという戦闘能力の非常に高いテロ組織がありますね。人を1人運び出すくらい朝飯前どころか、寝る前でも御茶のこさいさい、なのではないか、という方向もなきにしもあらず。かなぁ、怖いけど。

保釈金の15億円も、身の自由に比べれば高くない。ということなんでしょう。
ルノーグループの中でも復権は難しく、フランス本土に帰っても元の権威権力は維持できない、と踏んだのでしょうか。
権威権力の源泉は資金です。多分に中東やアフリカ方面でのマネロンとストックはしっかりやってるんでしょう。

ゴーンさんの有り余るほど潤沢な資金は、日産のV字回復の際に労働者ごと切り落とされた工場や販売店を含むリストラクションによる日本の損失な訳で、その後の期間工・非正規・下請け孫受けへの締め付けなど絞りに絞ったリストラの果汁、日本が不況に喘ぎながら腹掻っ捌いて差し出した役員報酬や私用横領経費が原資なわけです。まぁ、恨み辛みを重ねてももう物理的にも法的にも手が届かない、んですよね。

この後の動向にも注目していきます。

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