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エニシング工場留学日誌 Vol.6

エニシング工場留学日誌 Vol.6

2月の工場留学のレポートです。今回はiPhoneのタイムプラス機能で記録的に作業風景を撮ったので載せさせていただきます。

織機の音や空気感や糸と会話してるような作業
そして今後の服作りの事を考えて作業してると楽しくてあっという間です!

ということでそれぞれの動画内容を工程ごとにご紹介していきます。

 "寄せ"と言われる作業
整経で残った経糸を結んで繋げる作業です。
元々あったチーズ状のサイズ(2つめの動画)になるまで糸を繋げます。
「機結び(はたむすび)」と言われる結び方で、糸を結んでいきます。
結びが強すぎると結びながら糸が切れてしまうし、しっかり結べていないと糸が抜けてしまい、この後使い物にならなくなります。


整経準備(クリールかけ)
クリールという装置に整経する糸を1つずつかけていっています。糸の向きを間違えるとうまく整形できず、織物にした際に傷等の原因になるのでそれに注意しつつ糸をかけていきます。

クリールにかけた糸を数本ずつ指にはさんで、整経機(ドラム)のところまで持って行きます。


整経準備(糸を筬に通す)
クリルからの糸を順番に筬に通します。ここからドラム(経糸を均一なテンションで長さを測りながら巻き取る機械)に巻き取っていきます。作業を少しやらせていただきましたが、もしミスをしてしまったら大変なことなので、続きの作業は田内さんにバトンをお戻ししました。


織布

エニシングさんの本ラインの織機はとても触れないので、練習用に糸がない織機で動作の練習をさせていただきました。


工場留学2週間目。各工程の作業を教えていただきながら、少しずつできることを増やしています。



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