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あのときの海外旅行が私をつくってきた


20代の私といえば、自他共に認めるかなりアクティブに動き回る人間だった。
もう10年も前になるけど病棟の看護師として働いていた私は、連休をみつけては、貯めたお金でしょっちゅう出かけていた。

仕事はそりゃあ〜ストレスが溜まりまくる日々だからか、ストレス発散目的で、趣味に買い物にお金をつぎこんだり、海外旅行でパーっとやってくる!
みたいな人は割と多いと思う。

よく「看護師さんって、金遣い荒いよね〜」といわれるのも否定しない。

旅行はどこも非日常を味わえて、どこへいくにもその土地の魅力にはまり刺激的。
いまでもその「非日常」は味わい深く、面白い出逢いもあり、それが私を構築していった。

あっ、でも私は金遣い荒い訳ではありませんよ。
最安値を探して、いかに格安で、楽しめるか!を常にモットーにしていますので、節約旅行!だけど豊か♡をテーマにしています!
だからいつもお金を極力使わないでどれだけ楽しめるか?のようなゲームめちゃ楽しんでる!
コスパ良いですね〜。

初めての海外旅行は、看護学校時代の親友と卒業旅行。
2007年 ラスベガスとロサンゼルス

同年、バイトで仲良くなった友達と行ったバリ島、タイ

2008年 旧友といったトルコ

東欧ってクセが強め(特に食)で、異文化に触れた感がものすごくあったなあ。

あとは広大な景色を楽しめて、世界がこんなに広いし、自然の力すごい!と思えたのも大きかったな。旅行でバスツアーを使って行ったのはあとにも先にもトルコだけだったかも。
旅のスタイルは思考と感覚を大事にしたいから、ツアーはほとんど使わないのがスタンダード。

そして2009年はフランス【パリ】

どうしても行ってみたくて、旅行仲間を募集して、同年代の同じようなノリの女子と気があって、話から一ヶ月後にパリ行きの念願叶う♡
お洒落なパリジェンヌに憧れるお年頃ですからね〜
街中が芸術に包まれていてそれは貴重な旅行でした。
歳を重ねてからまたゆっくり訪れたいと思った国の一つです。

2010年 中学からの友人と行ったニューヨークとカンクンでは、毎日クラブで躍りまくったな♫

同年 香港、マカオ

2012年のマルタ 、ドバイも魅力的だったし、一番贅沢をしたかも。

そしてなんちゃってサーフィンにハマっていたときはサーフィン友達とスリランカになんちゃってサーフィンをしにいったり〜

登山に夢中になっていたころには思い立って、東南アジアの最高峰、マレーシアのキナバル山にも登ってきた


そして、一番私を成長させてくれたのはなんといっても
2011年夏〜秋にかけてのアジア&ヨーロッパ周遊一人旅

海外の魅力にハマりすぎて、いつか仕事をやめてじっくり海外を見て回りたい♡という想いを実現。
アジアと欧州をじっくり回ってみることにしたんです。

人と感動をシェアしたいと思えたのもこの経験があったからこそでした。

アジアは、タイ〜カンボジア〜ベトナム〜ラオス

ヨーロッパは、ロンドン〜ベルギー〜ドイツ〜オーストリア〜チェコ〜イタリア(ベネチア、フィレンツェ、ローマ)


これがもう波乱万丈で、怖いもの知らず・・・

見知らぬ土地で仲良くなった旅仲間と遅くまで飲み明かしたり、目的地に行く電車のストライキにあったり、途中で40度の熱が3日間出て
死ぬかもと思ったことも全ていい思い出。
一人旅は自分を信頼し、自分と楽しむ。

自分と対話するスキルがUPしたし、それは愛おしい時間だったなーと振り替えられる。

その他、ハネムーンで行ったハワイ韓国など・・・

一期一会の出会いは私に気付きを与えてくれたし、いまでも刺激や影響を与えられたなと思える。

今振り返ってみると、そのときに行きたいと思ったところに行ってきたんだなー。全てがきっと呼ばれていた場所だったんだと気づく。

それと同時に、若さゆえに刺激を求めすぎていたのかもしれないとも思う。

長期休暇がとれれば海外に行かなきゃ!と変な強迫観念と、もっと楽しいこと探さなきゃ!と刺激感を求めていたんだと思う。

いろいろな世界を見たい!もっと知りたい!という欲望と並行して、常に「何か足りない」「まだ不十分」という不足感があったのかもしれない。

出産してからは物理的にも、金銭的にも海外への選択肢は並ばなくなり、
気付けばパスポートも期限が切れているし、(更新しなきゃ)「海外旅行がしたくてたまらない」と思うこともなくなったのは自分でも意外だった。

確かに行きたいと思っていたところへは、満足の行くように行ってきたし、だから満足なのか?

それ以上に、海外に行かなくても、今ある現状で、満たされること知ったから。というのが大きいような気がする。

子どもは毎日が旅。だからいっしょに旅を楽しむことにしたという記事で書いたけれど、子どもがいる生活になって、子どもの目線から見える世界が新鮮で、それは海外旅行で新しい世界を見ることができる以上に子どものフィルターから見えることが分かったからかもしれない。

これは新しい発見かもしれない。
だからお金やいろいろな条件があえば、子どもを連れて海外へ行きたいと思うけれど、国内の旅行、キャンプ、登山で十分それができている。今はそれが楽しくてしょうがない。

最近は、さらに子どもの世界も面白いけれど、実は自分の内側の世界の方が面白い思い始めた。

今度は自分の内側へ内側で、海外旅行よりもっと深い宇宙旅行をしてみようと思う。脳内トリップというやつかなw

私は新しい楽しみを見出して、新しい生活をエンジョイしている。

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