HRつれづれ日記 vol.01

尼留 昌幸といいます。
株式会社サンボウという会社の代表をやっております。

私の会社で扱っているサービスはsanbowといいまして人と組織の様々な問題を解決するHRM-TECH領域に属するプロダクトです。

『人間及び集団や組織の動くメカニズム』

に強い興味を持ち、それを知りたくて気づけば12年間、HR領域に身を置いて仕事をしてきました。

このブログでは、

■sanbowという事業を作ってきた思想や考え

■HRにおけるテーマやその解決の方法


等私見も含め徒然なるままにできるだけ素直に書いていこうと思っています。

異論・反論・共感・共鳴、十人十色の様々なご意見や考えがあると思います。

アプトプット通じて皆さまより気付きや学びを得ながら、一緒に学び合いもっと知恵を深めていけたら嬉しいです。

【どんな方と一緒に学び合いたいか】

・組織や人の事で悩んでいる事業マネジメント

・組織や集団の動く原理に興味のあるクリエイター

・これから組織デザインをしていく未来のリーダー

など、HRという領域に興味ある方に読んで頂けると嬉しいなと思います。

【まずは自己紹介】

1980年生まれの39歳。広島で生まれ。大学入学にて18歳で来て以来、ずっと東京です。

ヒト・モノ・カネのカネを知ろうと銀行へ

卒業後初めて入ったのは、三菱UFJ銀行でした。

若かった当時はヒト・モノ・カネのまずはおカネを事を知らないと!、社長と仕事がしたい!とシンプルに(ただただ単純に笑)考え、銀行に入りRM(法人営業)をやりました。

両国押上錦糸町エリアの中堅中小企業の社長から色々な事を教えて頂きました。

ヒトって面白い!でリクルートへ。

銀行の統合をきっかけにこれからくるであろう未来を考えた時に、『生きる力を磨ける場所』と『HR』という二点からリクルートに転職しました。

当時のお客様の社長はおカネもさることながら人や組織にもっと悩んでいた事、リクルーターという採用に携わったことでHRに興味を持ったキッカケでした。

当時のリクルートは、組織・ビジネス共に刺激に満ちてました。
(当時の事業思想だった)顧客起点から営業や新しいサービスを生む事はもとより、なにより

創業者・江副広正さんとHR事業の中興の祖であゆ今のHRマーケットの大体を創り上げた大沢武志さんの作り上げた『リクルート』という巨大な装置

が、とにかく興味深く楽しくて、大変でしたが気づいたら10年いました。

その後パーソルHD等でグローバルのHRM案件や事業そのものとHRがダイレクトに繋がる案件、リストラクチャリング等、『事業におけるHR/商売におけるHR』に関わりました。

デザインが最後の雌雄を決める。でFOURDIGITへ。

リクルートではCE(コミュニケ―ションエンジニアリング:今でいうUXのような集団を動かしていく戦略の全体設計)に深く関わってきた事や、ずっとバンドをやっていた中で集団の強烈なエネルギーが生み出したエクストリームな音楽(ブルースやPUNK、HIPHOPやLOUDOROCK等)・ストリートカルチャーにも強い興味をもともともっておりました。

そしてなにより仕事の上で興味を持った最大のポイントは、

音楽の領域で世界の覇権を握ったSONYは、なぜAppleにそれを奪われたのか。

という事の一つの解でした。

奪われた、というのは個人的且つ感情的な受け止め方ですが業績やシェアでもそう表現して差し支えないほどのリプレイスのされ方でしたし、
何よりIts a sony.という彼らにしか発信しえなかった唯一無二の存在であった企業が大きく変わ『らされた』瞬間を目の当たりにしていました。

そのキーワードが、

フィロソフィーとデザイン

でした。

これまで解決をする中で救われてきた、また手ひどく足もすくわれてきたこれが、『人と集団や組織の動くメカニズム』とピーンと繋がりました。

この二つを統合したものであるクリエイティブは人間を動かす強力な道具。
 
(敬愛してやまない企業のナイキも、他を寄せ付けない圧倒的なポジションを確立しているのは、技術は勿論ですがこのフィロソフィーとデザインの力に他なりません)

そう思い至ったのがキッカケです。

HRM×デザインにテクノロジーを加え、sanbowに。

そこから様々なテクノロジーや環境変化の中でずっと解決したみたいなと思っていた事が、まさに『今』ここでsanbowという事業を興すべきだと思い現在に至ります。

(まだまだ至らないところだらけですが)HRの知見や12年間の中で触れてきた現地現物現実をベースに、クリエイティブやロジックの先にある妄想のようなものも織り交ぜながら、書いていきたいと思います。


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