オッパイを飲まないんじゃなくて、飲めないんじゃない?

産後のママのケアをしていると、ちょくちょく

「オッパイを飲んでくれない。(泣)」とか、 

「オッパイをあげようとしても泣いて飲んでくれない。でも、ミルクなら飲むんです。」

って訴えるママがいるんだけど、そもそも飲みやすいオッパイしてますか?

飲みやすいオッパイには、条件ってのがあるんです。それは・・・

1.乳頭乳輪部が柔らかいこと。(つまんでも痛くないこと)

2.指の第1関節までつまめること

3.第一関節までつまんだ乳頭乳輪部が分厚くないこと。(厚さ1㎝以内)

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                      (出典:乳房管理学 改訂)

陥没乳頭・扁平乳頭・巨大乳頭・・・。

乳首の形は人それぞれだけど、飲みやすさに乳首の見た目は関係ない。

要はどれだけ柔らかいか。どれだけ伸びるか。 なんです。

陥没乳頭・扁平乳頭・巨大乳頭・・・。    一見飲みにくそうに見えるオッパイも条件を整えてあげると飲めることがあります。

※早産児や低出生体重児など、お口が小さい場合や吸い付きが弱い場合は発育を待つ必要があるかもしれません。

特に産後3~4日目ごろにオッパイが張ってくると、オッパイ全体だけでなく乳首も乳輪部も硬くなるので、赤ちゃんにとっては飲みにくくなっちゃいます。

大人で例えて言うならば・・・。

「お食事でーす。」             ってお茶碗に入ってるのが”生米”だったら。  と想像してみて。

「こんなの食えるかっ!!」   

ってちゃぶ台ひっくり返したくなるでしょ?(・・・ならない?( ̄▽ ̄;))

飲みにくいオッパイなら、赤ちゃんだって哺乳瓶のミルクの方が楽だもの。そりゃ泣いて訴えるよ。「哺乳瓶持ってこーい!!」って。

赤ちゃんがオッパイを飲みやすいように条件を整えてあげましょう。

まずは、自分のオッパイは赤ちゃんにとって飲みやすいのかどうかを上記の3つの条件に照らし合わせながら見てくださいな。

オッパイ全体も乳首も柔らかく。柔らかく。

ママの気持ちも柔らかく。柔らかく。

次回は、赤ちゃんがオッパイを飲みやすくなるように条件を整える方法を お伝えします。

本日は最後まで読んでくださって、ありがとうございます。












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