オッパイの条件を整える    ー飲みやすいオッパイって?

あけましておめでとうございます。

2020年は新型コロナ感染でいろいろと大変な1年でしたね。

生活すること。ただ単に”普通に”1日を過ごすことの難しさと、大切さが身に染みる。そんな1年でした。

不妊治療に関しては、基本的に延期できるものは延期する。と、妊娠する事さえ控えてほしい。と日本生殖医学会が発表し、日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会・日本産婦人科感染症学会の三学会もそのポリシーを尊重するが・・・。という見解が2020年4月に発表されたので、2021年はさらに生まれるベビーは少なくなるのだろうな。

ありがたいことに、2020年は勤務先の病院にはコロナPCR陽性の妊婦・新生児はいなかったのですが、2021年は分からないですね。

今年はどんな1年になるのかなぁ?

不安と期待。

でも、毎日を過ごすのは自分自身ですから、どんな1年にしようか・・・。とワクワクすることにしました。

昨年は滑り込んでブログを始めたし(笑)本年はブログ投稿でママを笑顔にすることが出来ると良いな。そのためにも頑張って投稿していきます。

本年もよろしくお願いいたします。

さて、

2021年初投稿は、ママとベビーを幸せにする乳頭乳輪部マッサージです。

赤ちゃんがママのオッパイを飲まない場合、陥没乳頭・扁平乳頭などの乳首の見た目は関係ない。とお伝えしました。乳頭乳輪部を柔らかくしてあげるだけで赤ちゃんが母乳を飲めるようになることは多いです。 

母乳を飲むこと。それは、赤ちゃんからすると「食事の時間」というだけではありません。

ママに抱っこしてもらえる時間。

ママの肌のぬくもりとお腹の中で24時間ママの中にいたころの安心感を思い出せる時間。

赤ちゃんがオッパイを飲んでくれるとママも嬉しくて穏やかな気持ちでいられるようです。

でも、赤ちゃんがオッパイを飲んでくれない場合は、それだけでママは不安になったり、ママとしての自信がなくなったり、赤ちゃんが可愛く思えなくなったり・・・。

時々、「赤ちゃんが私を拒絶するんです。」と言うママがいらっしゃいますが、赤ちゃんがママを拒絶しているのではなく、「飲みにくい。」と訴えているのでは?

もし赤ちゃんが、「ママ、大嫌い!」と言ったなら、本当にママを拒絶しているのかもしれません。でも、現実は?

現実は、ただオッパイを飲まずに泣いている。という状況なだけです。

泣いている赤ちゃんに、「赤ちゃんが私を拒絶する。」と意味づけているのは誰でもなくママであって、決して赤ちゃんが言ってるわけではありません。(言う赤ちゃんがいるならば、連れて来い!!ー「プレバト!!」の 俳句:夏井いつき先生風)

でも、オッパイを飲まずに泣いている我が子を見ていると、悲しくなるよね。つらいよね。楽しくないよね。

だからこそ、赤ちゃんが飲みやすいオッパイの条件を整えてあげましょう。

乳房ケアって”してもらう”ものではなくて、自分でできるんですよ。

育児は楽しくないと続かない。

乳頭乳輪部を柔らかくする方法
1.片方の手でおっぱいを支える
2.もう片方の手の親指、人差し指、中指の3本の指で乳輪部をつまむ
3.3~4秒くらい(乳頭が固いときは5~10秒、少し長めに)かけて乳頭の先端をつぶすように、つまんでいる指が白くなるくらいの力加減で圧迫する
4.圧迫する位置を変えながら、左右合わせて1分程度圧迫する

慣れないうちや乳首が硬い人は押しつぶした時に痛みを感じるので、徐々に力を入れていきましょう。
乳頭乳輪部を真っすぐにつまんだ時に痛みがある場合は、乳首が硬く、伸び(伸展性)も悪いことを意味します。

痛みがある場合は、痛みを我慢しながらマッサージをするのではなく、  痛くない程度にゆっくり押しつぶして、押しつぶしたまま5~10秒長めに圧迫してみてください。

乳頭乳輪部を正面から見たときに

0時と6時(縦方向)  

3時と9時(横方向) 

2時と7時(斜め:/方向)

4時と10時(斜め:\方向)

とマッサージすると、乳頭乳輪部を360度柔らかくすることが出来ます。

乳頭乳輪部を柔らかくすることが出来れば、おのずと乳頭乳輪部の伸び(伸展性)も良くなるので、赤ちゃんからすればとても飲みやすい乳首をママが準備してあげることが出来ます。

授乳前に毎回1分間マッサージをしてから飲ませてあげてみてください。           乳頭乳輪部が柔らかくなって、赤ちゃんが飲んでくれるようになったら、マッサージはする必要もなくなります。

飲めるようになるまでは準備が大切!!

準備が出来たら、次は授乳の仕方。飲ませ方。をお伝えしたいと思います。

最後までお読みくださってありがとうございます。



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