肩甲上腕関節の外転

関節上腕靭帯


肩関節外転に伴いMGHL,IGHLが緊張し、SGHL,CHLは弛緩する。

MGHLとIGHLが拘縮していると外転制限となる。

また外転しMGHLとIGHLが緊張するとともに関節軟骨の接触面積が増大していく。

外転を大結節の視点から見ると関節窩の上方と関節唇に突き当たるようになる。これも一つの肩関節外転の制限因子であり外転の大きさは90°となる。しかし上腕を外旋させ大結節を後方へ隠すことにより回避され、より大きな可動域を得ることが出来る。また外旋させることによりIGHLが軽度緊張する。

肩甲骨体部の平面において30°屈曲のポジションで外転することにより、GHLの緊張が緩むために肩甲上腕関節の外転は110°までに広がる。


外旋ーGHL3つの線維が緊張する。

内旋ーGHL3つの繊維は弛緩する。


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