【ビルディバイドブライト】リコリス・リコイル 感想
おはこんハロチャオ、さーなです。
ついに発売しました、ビルディバイドブライトの記念すべき第1弾。SR+が結構出て良いなという気持ちと初期線多いなって気持ちでちょっと複雑です。
今回はビルディバイドの既存プレイヤー目線でのブライトというゲーム、ないしリコリス・リコイル環境に対する所感を書いていきます。原作プレイ前提の記事になっていますのであしからず。
ブライトというゲームについて
まずいちばん大きく異なるのが「クイック」という概念の不在です。これによりゲームが簡略化され、ターンプレイヤーが考えるべき領域がとても狭くなります。プレイ難度がとても下がるため、カジュアルなゲームとしていい出来になっていると思います。
既プレイヤーの目線からだと、クイックの不在によりとてももどかしいプレイになります。全てのデッキがクラウディア的戦略、要するに相手ターンに対応せず見えている盤面で圧をかけ、ライフを先に削り取ることだけを考えるプレイングを求められます。いわゆるメンコですね。
この環境で強力なのは相手の盤面を攻撃することなく掃除しながらライフを詰められる戦略になるわけで、そういう観点からテリトリーは意外とバランスのとれた雰囲気を醸しています。これは後述します。
また、ブライトという能力についてですが、これは自分ターンのみ有効なパワーパンプです。
行きはよいよい帰りは怖い、といった趣で常にターンプレイヤーが有利になるようなパワー設定になっていることは少しテキストを読んでプレイを進めると分かってくるかなと思います。
テリトリーについて
事前情報を見た限りでは【direct attack】が間違いなく強いだろうという印象でした。
【水の呼吸】はコラボ内だけでなく原作に混ざっても結果を出せるほどパワーのあるテリトリーだったため、似たようなテキストを持つこのテリトリーが強そうに見えるのは必然でした。
他のテリトリーでアドバンテージを稼げるのは安定してエナジーを伸ばしてくれる【リコリス・リコイル】と不安定ながら唯一のユニット踏み倒し能力を持つ【喫茶リコリコ】の2種ですが、そのどちらよりも手札を増やせる能力は圧倒的に見えます。
しかしこのテリトリーには決定的な欠点がありました。それは、
ブライト…あなたのターンにバトルする時、指定された属性の手札をドロップできる。ドロップしたら、このユニットのパワー+X
「ブライト」という能力が戦闘を介さなければ発動しないテキストを持っていたことでした。
つまり【direct attack】において手札を安定供給するためには相手のユニットを攻撃できる状態をキープする必要があるということです。これはなかなか難しい。ショットを踏ませて除去してしまうとブライトできずに手札が減る、かといって攻撃させっぱなしにするとクイックが存在しない都合上殴られ放題になる。もちろん、素直にユニットを殴り合えば手札が増えるこちらが有利になるのですが、そうはいかないテリトリーが存在します。それが、
【日常の一幕】です。見た感じは簡素で弱そうなテキストですが、このパワー-2000がかなり効いてきます。
称号「喫茶」のエースを始めとした黒のユニットにはパワーをマイナスする登場時効果を持つものが多く存在します。つまり、テリトリー効果-2000にユニット効果のマイナスを乗せて除去が成立すれば「攻撃することなく相手のユニットを除去し、ライフを詰める」戦略が成り立つわけです。
その中でも特に強力なのが、
この2枚です。特にたきなの存在は大きく、環境のパワーラインを定義していると思っています。7500以上のパワーを持つユニットはそれだけで高く評価していいです。
【direct attack】はこのパワーマイナス戦略に対して特に弱く…というのも、ブライトを持つユニットは基本パワーが低めに設定されているため、パワーマイナスによって簡単に除去されてしまうのです。そのため、パワーが高めのユニットを使って攻撃を受け止める、などの戦略が求められます。
ミズキに一方殺される。は？
あるいは、伸びる手札を活かして多面展開と回復で相手の処理速度を越えていくという戦略が考えられます。
おわりに
とりあえずちょっと遊んだだけなので出た感想はこのくらいです。まどマギタイアップの最初期を思い出すようないい感じの環境に見えるので、まだまだ環境は回っていくと思います。
個人的に1番好感触なのはコモンにエースユニットがいることでしょうか。鬼滅ブースターの時もあったんですがハガレンで廃止されてぶーぶー文句言ってたので改善されてよかったです。
また遊んだら記事書くかもしれません。みなさんの感想も聞かせてくれると助かります。
それではまた。
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