TOKYO MXでRe:Creators再放送中ってことで。
Re:Creatorsが現在TOKYO MXのみですが再放送中ってことでネタバレなしの序盤あらすじ+作品感想を書いてみましたのでTOKYO MX見れる方は見てみてね!もう大分話進んでるみたいですが(^_^;)
『Re:Creators』とは
『Re:Creators』(レクリエイターズ)というのは、『BLACK LAGOON』(ブラックラグーン)等を描く漫画家の広江礼威氏が原作・キャラクター原案を担当して制作されたオリジナルアニメーション作品です。監督あおきえい氏。全22話、放送は2017年4月8日~9月16日でした。
序盤あらすじ
漫画やアニメ・ゲームが好きで、自らも創作活動をする普通の高校生である水篠颯太(みずしのそうた)が彼の好きなライトノベル『精霊機想曲フォーゲルシュバリエ』のヒロイン、セレジア・ユピティリアに出会うところからこの物語は始まる。
なぜだか創作世界のキャラクター……、被造物達が複数作品から、創作者……、創造主たちのいる世界に突然召喚されてしまうことが起きた。それを行ったのは『軍服の姫君』という存在(本人がそう主張している)。
『軍服の姫君』は被造物達に「創造主を見つけ出せば物語世界は造り変えられる」、と呼びかける。それに納得し『軍服の姫君』と行動を共にするものもいたが、『軍服の姫君』に反して行動する被造物達も。
『軍服の姫君』に反する存在となったセレジアは、次に行動を共にすることになった、ゲーム『追憶のアヴァルケン』の被造物であるメテオラ・エスターライヒと共に、水篠颯太の助けを借りつつ、まずは個人であるならばコンタクトが取りやすい、と目星をつけたことからセレジアの創造主松原崇(まつばらたかし)に会うことにする。その出会いからさらに加速度を付けたかのように様々な被造物と出会うことになっていく。
創造主側も松原がイラストレーターのまりねを呼んだことに加え、松原個人へ自分の被造物と出会った同業者の中乃鐘昌明(なかのがねまさあき)からコンタクトがあったことからも、創造主らも徐々に集まり始める。
しかし、『軍服の姫君』の本当の目的は……?
★★★
一応まだ見てない人のために意図的にネタバレは隠す書き方にしました。……だから見て!!
個人的な(ネタバレなし)感想
以下、ネタバレはありませんが作品全体への感想です。
この作品は創作者とキャラクターの関係を描くだけではなく、創作者の葛藤といったものがにじみ出ている作品なので、創作が趣味な人間としては非常に面白かったのです。なお、まんまではありませんが、リアルで人気のある作品や作者が(それぞれ複数要素を重ね合わせていますけど)モデルになっています。その複数の元ネタを推理する楽しみもあったり。
広江礼威氏はリアリティが強いながらもうまくフィクションを取り入れる作風ですが、この作品も創作者とキャラクターが出会う、というストーリーだからこそ、よりその作風が引き立っている形になっています。だからこそ『創作』というものを組み上げる困難さがより鮮明に浮き上がっているのではないでしょうか。ゆえに、いわゆる『お話』を作る側に回ったことがある人にならば本気で勧められる作品だと感じるのです。そういう経験がなくても複数キャラクターの立ち回りがうまくされている(広江氏のシナリオ書きとしての実力が遺憾なく発揮されている)面白いアニメとして見られます。
だからおすすめしてるんですよおお、お願い見てえええ!なお現在Amazonプライムの見放題配信は終わっちゃったのですが(レンタルはまだサービス継続中)、U-NEXTでは月額払えば見放題できるとのことです。まだ契約してない人はU-NEXT、31日間のおためし期間を試せますよ~。
気が向きましたらお茶おごってやるか~的にサポートしていただけたら有り難いです。創作の燃料にはなります。