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2016年9月8日 22:14
忙しなく行き交う人々の頭上には、彼らの何十倍もある高さの建物が空に向かって伸びていました。青空のどこかで輝く太陽は隙間なくそびえるコンクリートの林によって隠されていました。新宿はいつでも人で溢れていて、下手に立ち止まろうものなら四方八方から不機嫌な表情が舌打ちとともに飛んでくるので、地図を確認したり誰かを探したい時は邪魔にならない壁際に行かねばならないのでした。はじめの頃こそ、この街の迷路のよう