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【初心者向けレクチャー】デジタルズームと光学ズームの違い

デジタルズームと光学ズームは違います。

光学ズームというのは、広角レンズにしたり望遠レンズにしたりレンズのズーム機構を利用したりしてズームすることです。

デジタルズームというのは、電子的にズームしているかのように処理しているズームです。スマホなどで撮影した場合、レンズが工学的に動くわけではありません。そのため、デジタルズームを利用しているのがほとんどです。
(レンズが2つ以上あったり、レンズが駆動するような機構があるようなスマホであれば光学ズームしているかもしれません)

ここで、例をあげます。
このような状況に対してズームをしようと思います。

光学ズームというのは、画角を変更しています。
これはカメラに入ってくる被写体の範囲を角度でコントロールしています。
ですから、下のような写真になります。

デジタルズームというのは、センサに受光したデータをトリミングしています。写した写真をハサミで切って拡大したような感じです。
そのため、下のような写真になります。

光学的にレンズを望遠側にすると、背景がぼけるようになります。
これは、望遠レンズの方が同じ絞りでもピントが合う範囲が狭くなるためです。
それほど大きく違うわけではありませんが、理解しておくと役に立ちます。

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