アイドルマスター シンデレラガールズ
針を回し時を刻む仕事についてからどれだけ経っただろうか。
人は私を見てそれを図るが私には私を見る事が出来ない。この針を正確に回せと言われ、ただそれを続けている。
この場所に設置されるまでは私は仲間が沢山いた。
皆同じ方向を向き、同じタイミングで針を回していた。中にはズレている者が居たし、そもそも針を持たない者もいた。
しかし、私達の役割は同じで、時を刻むという役目を貰いこの世に産まれていた。
ある日、自立歩行しているぬいぐるみを見た。どうやら大人の男性がそれを