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004 | CES 2022 -メタバース編

ポッドキャスト「Samurai Z」のエピソードノートです。番組中で取り上げたトピックについて解説します。
番組ページはこちら→https://anchor.fm/samuraiz

メタバース

メタバースとは、オンライン上に構築された3Dのバーチャル空間、あるいはそのサービスのこと。Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変更、米半導体のエヌビディアは3次元の共同作業空間「オムニバース」を発表するなど、多くの企業がメタバースの構築に取り組んでいる。

ヒュンダイ「メタモビリティ」

自動車メーカー・ヒュンダイは2022年のCESにおいて、ロボットをメタバースに接続することによって、人間は現実世界とバーチャル世界の間を自由に往来することができるようになるというコンセプト「メタモビリティ」を発表した。 VRによって、あたかも自分自身がそこにいるような没入体験をすることから更に一歩進んで、ロボットが人間の身体機能や身体感覚の拡張や延長を行うようになるとしている。

ハプティクス

利用者に力、振動、動きなどを与えることで皮膚感覚フィードバックを得るテクノロジー。振動は、繊細な感触や激しい衝撃に、今まさに触れているような没入感を生み出し、VRでの使用の可能性が高まっている。

ラバーハンド錯覚

ラバーハンド錯覚とは、視界から隠された本物の手と目の前に置かれたラバー(フェイク)ハンドに絵筆等で一定時間(約 2~20 分程度)同期した触刺激を与え続けると、ラバーハンド上に触刺激を知覚する錯覚現象

鏡像段階論

精神分析学で、生後6〜18ヶ月の幼児が、鏡に映った自分の像を、世界に属している自分の像として認める段階。人間が人間になる重要な成長期で、これを契機として自我が発生するとされる。フランスの精神分析学者、ジャック=ラカンが初めて定式化した。

牛にVRゴーグルを装着

ロシアの首都モスクワ郊外にある牧場で、牛にVR(仮想現実)ゴーグルを装着させる試験的な取り組みが進んでいる。牛乳の質と量を高めることを狙いとしており、複数の研究の結果、牛乳の質の向上や、量の増大につながることが明らかになっている。

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