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SAMURAI FARM式金魚飼育法 水換え編 【水換え方法】

水換え方法 基本は全換水

水換えですが、うちは基本的に全換水を行なっています。
全ての水を捨てて、その分新水を注水する形で水換えを行なっています。
よくネット上で書かれているのが、週に一度1/3程度の水換えですが、はっきり言って全くこれじゃ水の汚れに対応できません。

とにかく金魚は水を汚すので、水はうちは毎回必ず全換水です。
1/3程度の水換えを週に一回行うと言われている理由はバクテリアの保持だと思いますが、バクテリアが分解できる金魚の糞の量や亜硝酸の量にも限界があります。スピード感を持って水換えを行わなければ水槽の状況というのはどんどん悪くなっていき、県規制バクテリアが悪さをし始め、病気の発症につながってしまいます。

季節にもよる所はあります。水温が高い時期に関しては餌の量を増やします。餌についてはまた別に記事にしますのでここでは割愛しますが、餌の量が増える時期は水換えの頻度は上げなくてはいけません。

なので、水温の上がる春から秋にかけてはうちでは大体2~3日に一度全換水を行なっています。餌の量を増やし、水換えを頻繁に行うことで、栄養補給と金魚の新陳代謝を促しますので、金魚の増体効果が上がり良い形の金魚になっていきます。良い金魚を作るために水換えというのは給餌と同様に非常に重要な鍵となっているわけです。

逆に冬場は餌を控えることになるので水換えの頻度は減らします。減らしますが基本的には全換水です。うちではバクテリアのことは重視していますが、バクテリアに頼らない水作りはとても大切だと思います。

とにかく病気を出さないベストな水の状態は、常に新水であることです。理想は新水の掛け流しです。

今年の春に熊本の山奥にある温泉に行きましたが、私が宿泊した温泉宿の玄関の横にものすごく小さな鉢があって、そこに金魚が3匹入れてありましたが、新水の掛け流しになっていて、その3匹はとても美しく立派に育っていました。それを見て新水の重要性を再認識しました。浸水であれば小さいスペースでも金魚は立派に育ってしまうわけです。

排水方法 砂利の汚れを除去する

水換え時にまずやるのはプラケースに飼育水を入れてそこに金魚を移すことです。
おそらく水換えの時に金魚を本水槽に入れたまま水換えを行なっている人もいると思いますが、それは結構リスクが高いと私は考えています。

まずダイレクトに飼育水の汚れを浴びてしまうということ。
これは大変危険です。これは実際やっていて病気が出てしまったことがあります。
また新水の注水時に、水温の変化にダイレクトに金魚がさらされてしまいます。急激な水温変化は金魚にものすごいダメージがあり危険です。
なので一旦金魚をプラケースに入れて別に隔離しておいて、新水の注水が終わった後に本水槽にプラケースを浮かべて水温を合わせるのと同時に、温度が合っていれば新水をある程度プラケースに入れて水を合わせるということをうちではやっています。

金魚の隔離が終わったら、次に全ての器具のスイッチを切ります。
そして、水槽内の器具やガラス面の清掃ですね。苔が生えていたり、バイオフィルムと呼ばれる白い膜などを全て私は苔取り用にしているクロスで取ります。細かい部分に関しては角切りにしてある小さいメラミンスポンジを使います。両方ともよく落ちます。
私は金魚水槽をインテリアとして考えているので、美観を損なうものは全て清掃して綺麗にします。特に苔は少しでも残っていると復活するスピードが非常に早いので、できる限り除去してしまいます。

また、私は全換水を行なっているので各フィルターのスポンジ部分は排水前に飼育水の中で揉んで汚れをとってしまいます。どうせ全て排水してしまうので効率化を考えてという形です。そういう意味でも全換水というのは非常に効率が良いのですよね。部分換水の場合は、本水槽の水が残るので、別容器に飼育水や塩素除去した水をとってスポンジを洗わないといけないという手間が増えます。

水槽からの水の排水は、砂利を水槽に入れている人にとってはお馴染みだと思いますが、うちも水作のプロホースを使っています。他社からも似たような商品が出てますが、こちらが昔から販売されているベストセラー商品でとても使いやすくおすすめです。水槽のサイズ(高さ)に合わせて購入されると使いやすいと思います。

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底床についてはまたこれも別途書きたいと思いますので、ここでは割愛します。
砂利の中に溜まっている汚れは排水とともにプロホースで全てとってしまいます。砂利の中に汚れがたまると、水の通りが悪くなり嫌気性バクテリアが一気に悪さをし始めます。

新水の注水と水温合わせ

全ての排水が終わったら、先日別の記事でご紹介したマーフィードを使って新水を注水します。そこに金魚のプラケースを浮かべて、水温を測ります。また水温さが少ないようであればこの段階で多少の浸水をプラケースに入れて水も合わせます。

水換え時には写真にあるスドーの浮かべる水温計が各プラケースに入れておけるので大変便利です。うちもいくつか持っています。


本水槽との水温差が1度前後になれば本水槽に金魚を戻して水換え完了です。

本日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました🐤

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