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ドラゴンスケールについて

ドラゴンスケールのブリードは今年初めてだったのだけどかなり理想的なドラゴンスケールが出ていて思ったよりもはるかに上手くいった感覚がある。

ドラゴンスケールではない鱗との確率で言うとだいたいドラゴンスケールの方が多く私の感覚では6割程度はドラゴンスケールが出た感じがある。

そうじゃない子も虎柄が出ていてなかなかカッコ良いのだけど。

来年はインブリードをしてF2をとって品種的な完成度を高めていきたいと思います。

ドラゴンスケールの魅力はランダム性だと思います。側線に沿ってドラゴンスケールが入る場合や、腹側だけ鱗がない場合など。大きさもやはり重要で、この辺りは好みもあるとは思いますが、ドラゴンスケールの楽しめる要素の一つだと思います。

親魚を育ててみてわかったのは、鱗が欠けている部分は徐々に他の鱗が大きくなることで埋まってはくるけども完全には埋まらないということです。つまり幼魚の段階ですでに将来の姿はある程度想像できることになります。

鱗が欠けていた時でも健康上特に問題はなく、とても丈夫です。さらに今後様々な品種改良をしていけることがわかったのでドラゴンスケールの新品種は今後作り続けていこうと思っています。

ドラゴンスケールの魅力を最大限引き出すには、やはり体を大きく育てることは絶対に必要になってきます。鱗が大きくならないからです。そのためには余裕のある飼育設備と水量、あとは餌の頻度や質にもこだわって飼育することは必要になります。

今年の晩秋にはおそらく今回とったタイガードラゴンがローズテールかどうかということは確実にわかることと思います。

タイガードラゴンに関してお問合せいただきましたが、秋以降タイから帰国してしばらく育てて親魚が決まり次第、その他の個体に関しては多少販売する予定です。

秋に帰国したら外で太陽に当てて色をしっかり出して大きく育てたいと思っています。

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