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虎龍の色についての考察

昨日、虎龍の透明鱗の予約がいっぱいになったので打ち切りました。

まあどう考えても透明鱗の方が早く色が出るので当然透明鱗が欲しいと思う方のお気持ちは非常にわかるのですが、普通鱗に関してはこれから色が出てくるのでもしかしたらほしくなっちゃう人がいるんじゃないかと思っています。

先日まで上のように鮒色にしか見えないような状況だったのですが、日に日に虎が強くなってきていて、個体差はあれど全ての普通鱗が虎柄になると思われます。私は小さい時の普通鱗でもその要素がある子を残しておいたつもりだったのです。予想は当たってくれたようです。

というか、上の普通鱗の子は相当かっこよくなると思います。側線に沿ったドラゴンスケールの虎柄普通鱗の成長は本当に楽しみにしています。透明鱗も出てますが、このパターンの子はある一定で出ますが少ないのですよね。このアシンメトリーな感じがワイルドですよね。全部覆われてるのもいいんですけどね。

今後の成長後の姿はある程度未知数だとは思うのですが、透明鱗は派手なオレンジが出て所々出ている銀鱗として出てるドラゴンスケールが光る感じ、そして普通鱗は渋い目の赤からオレンジの虎柄とドラゴンスケールは通常通り出現しているので思い切りドラゴンスケールも楽しめる感じというふうになっていくのではないかと思います。

最近下手に虎龍のタライを覗いてしまうとずっとみていられるので困ったものです。私が本格的にSAMURAI FARMをタイで始めたら金魚眺めて一日終わってしまいそうな気がします。

虎龍の次世代は普通鱗、透明鱗共に別で固定していく方向で考えています。
色や形など理想的な親魚を残すのがまず私の一番の仕事だなと思っています。

あとは尾鰭ですね。尾鰭の固定も課題です。

また、やるつもりはなかったのですが、同じ親で虎龍の秋仔も取ろうかと考え始めました。国内の仕事もあってバタバタしてますが、なんとか2ヶ月くらいは育てられるし、3センチくらいまで持っていければ、その後タイに行く頃には気温はだいぶ下がってきてるはずなので外で冬眠させてしまえば良いかと思っています。もしタイから帰ってきてダメだったらもう仕方ないですね。今の状況じゃタイミング見計らってどんどんやっていかないと金魚なんて作れないなと思いますし、金魚を作る仕事を作るのに言い訳して作らないとか本末転倒です。考えてみれば。

あと、新品種の開発ですね。私の中では2品種ほどは頭の中にありますので、親魚を探し始めます。

サムライ気合い入れます。

ベイビーですが今月末から来月の半ばまで日本に来る予定です。今のタイミングで仔引きすれば彼女も勉強する機会に恵まれそうですしね。

そういえば、台風の雨が降り続けたおかげで水が勝手に給排水されて、水がだいぶ綺麗です。ずっと降ってたらこれ水替えいらないですね。素晴らしい。水温も25度前後で固定されてるので給餌は普通にしてます。

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