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虎龍成長記

タイに戻ってからしばらく滞在予定だったのですが、予定が変わって早く帰ってくることになるかもしれない状況になりました。

というのも昨日私の父から妻に日本で新年を迎えたら良いんじゃないかという話をされて私が立てていた予定はどこかに行ってしまって、勝手にその話でどんどん盛り上がってしまって、帰国用のチケットは12月中にとることになりそうです。

まあ私の家族がみんな集まるのは新年くらいしかないので、12月中に向こうで婚約式みたいなものをやるのですが、それが終わったらひとまずビザの手続きなどを始めてから一旦戻ってくることになりそうです。

妻が予想以上に日本での生活を気に入ってしまったというのもあるのと、私の仕事も今バタバタしていてその影響もあり、SAMURAI FARMスタートはちょっとだけ先になるかもなと思い始めています。一応責任ある立場なので、放り出すわけにもいかないので全体を見て動かないと回らなくなりそうな感じがしています。ただ、できるだけ向こうに金魚を早く送れるように準備だけはしたいと思っています。

そういうわけで虎龍の成長をしばらく日本で堪能できそうな気がしています。帰国次第虎龍は室内に戻し給餌をしつつ理想の魚体に近づけるべくできる限り育てる予定です。

虎龍がある程度売れたので、数が減って非常に育てやすくなっています。少し小さめの仔もしっかり餌が行き渡るようになり急激に周りとバランスが取れてきました。やはり個体数を多く同じ容器で飼っている状況は極端に成長を妨げますね。少なく広く飼うメリットはこの1週間の成長だけでも感じます。

虎龍ですが、全体的に尾鰭は小さめです。ショートテール気味の仔も多少います。形はローズテールのようにエッジが丸いのですが、少し短めという形ですね。これはこれでボディが強調されるので良いかなと思っています。尾鰭が長ければその分豪華には見えますが、少しバランスを見ながら次世代の交配をしようと思っています。

透明鱗と普通鱗に関してはもう全く別物として考えたほうが良さそうです。透明鱗の方はもう光沢鱗が入っているモザイク系の仔殻売れてしまったので、全く別系統という感じの仔しか残っていないので、これはこれで色々と探っていくと面白そうかなと思っています。

妻が勝手に青いからブルーノと名付けたこのキャリコは良いです

青雲と勝手に私が言ってた仔は妻がブルーノと名付けたのですが、この浅葱色が入っている仔は、全く別系統で一匹だけ出た透明鱗のドラゴンスケールで、頭の出方も良いですし、尾鰭もとても綺麗なので、親に使って浅葱のモザイク透明鱗の青雲という品種の作出を目指しても面白いと思っています。

浅葱のモザイク透明鱗ドラゴンスケールのオランダローズテールですね。少し長い道のりになりそうな気もしますが、なかなか面白いかもしれません。もう一匹若干浅葱が出てきた仔が雄でいるので、次はこの二匹でとっても良いかなと思っています。

淡いブルーとモザイク透明鱗のドラゴンスケールをキラキラと全身に纏った金魚なんて素敵じゃないでしょうかね。

顔に黒が入ってマスクをつけてるような透明鱗の虎龍

こういう顔だけ怪盗ゾロのようにマスクをつけている仔も二匹ほど出ていて、なかなか印象的で面白いと思っています。この系統は尾鰭が小さめです。体型によって尾鰭の長さが違っているようです。そういうのもなかなか面白いです。上のブルーノとは明らかに体型が違います。成長した時にどうなるか楽しみな系統です。

普通鱗の虎龍は力強さがあってこれはこのまましっかり育てて全員タイに持っていって量産体制を作りたいと思っています。

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