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タイ入国までの道のり

何度か触れてきたが、タイ入国までに半年かかった。私と同じように会社から辞令が出たにもかかわらずなかなかいけない人も多いと思うので、簡単に入国までの道のりを残しておく。

当然のことながら、日々変化しており、私が入国するまでに大使館からのアナウンスしている内容が変わり、大使館もタイ政府からの指示に混乱している様子がうかがえた。

まず、在京タイ大使館のHPを見ていただきたい。ここに「タイ国籍を有しない者のタイ王国入国への特別便」という発表内容が書かれたページがあるのでアクセスしてもらいたい。ここには特別便の案内と入国許可昇(COE)について記載されている。タイ入国には特別便の予約ももちろんであるが、COEを取得する必要がある。

問題はCOEの取得方法である。取得のための書類として以下①~⑦の書類が必要になる。

①パスポートのコピー:これは皆さん持っているはず

②パスポート内のVISA、再入国許可証印のあるページのコピー:ここでは【A;これから入国する人や再入国許可証印のない人】と【B;タイから一時帰国中に入国できなかった人の内、再入国許可証印のある人】にで対応が異なり、Aの人は後述、Bの人は基本的に持っているはずである。

③航空券:これは特別便のe-ticket等になるので特別便の発表を待って争奪戦を勝ち抜くしかない。

④記入済みの申告書(Declaration Form):指示通り大使館ページよりダウンロードして記入する。

⑤保険:これは保険会社とネゴるしかない。私はタイ政府の意向に沿うように保険会社に依頼した。

⑥ASQホテルの予約書:リストの中から選定し、自分で予約すれば簡単に取得可能(私はソラリアホテルを選んだのだが、快適な生活状況は今後報告したい)。

⑦入国理由を示した書類:すでに労働許可証や記載された内容に沿って申請可能な人はその通りの書類を出せば良いが、【A;これから入国する人や再入国許可証印のない人】の内、労働目的に該当する人はちんぷんかんぷんではないだろうか。私はWP3という書類をタイで取得し、それを提示した。

私は、【これから入国する労働目的の渡航者】なのでこの内容に該当する人のみがここからは参考になることに注意してほしい。

さて、改めて大使館のHPに戻りたい。今度は「VISA申請に必要な書類>ノンイミグラントーB」のページだ。

必要な書類は、パスポート、申請書、写真1枚、経歴書、駐在先会社の召喚状、航空券、「A,有効期限がある労働許可証(Work Permit)のコピー」「B,タイ労働福祉省雇用部門発行のThe letter of consideration of` Work Permit“Form WP 3”のコピー」「C,タイ投資委員会(BOI)もしくはIndustrial Estate Authority of Thailand(IEAT)からのビザ申請承認状のコピー」のいずれかの書類となる。ここで問題になるのは普段、用意がないA、B、Cの書類である。Aは駐在中の人なので問題ないと思う。Cは私はわからない。私はB(WP3)を取得した。

WP3は、タイ国内で取得必要がある。労働省に必要書類を申請すれば許可が下りる。私自身が申請したわけではないので、実際のところ何が昼用かわからないが、日本からタイにPDFで送付した書類は「卒業証明書(英語)」「保険(10万ドル以上の医療保証付き)」「パスポートのコピー」だけだ。これらと労働省が指定した書類に必要事項を記入すれば、WP3の取得は可能かと思う。私の場合は7月末に申請し、8月中旬には取得が完了していた。

WP3を取得すると、航空券を含めた必要書類をもって大使館でVISAを申請し、VISAが下りれば、COEの申請となる。

COEの申請は、もう一度「タイ国籍を有しない者のタイ王国入国への特別便」を見てほしい。ここでは大きく2つの申請があり、大使館へメールで必要書類を提出すること、専用フォームに必要事項を入力するWEB申請、これが終わると大使館からCOEがメールで送られてくる

ここまでくれば指定医療機関(品川イーストクリニックで受診)でPCR検査を受け、陰性証明書を受け取って晴れて入国ができる。PCR検査の様子も別に記載したいと思う。

それでは、ブログを読んでいただいた方には、是非タイに入国していただきたいし、こちらでお会いできるのを楽しみにしている。簡単ですが、何かの参考になりましたら幸いです。

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