大井競馬11Rクラシックトライアル

そもそもこの時期の3歳馬で、大井1800mの経験がある馬はそういない。1400mやマイルとはスタミナの掛かり方が違うコースだけに、1800mの経験がある馬は一歩リード。大井1800m経験馬で4枠以内の内枠なのはアンダーザスター、デスティネ、クローストゥミーの3頭。

アンダーザスターとデスティネは前走のシクラメン特別でもワンツーしていたが、2走前の白鳥特別でも一緒に走り、3、4着。この白鳥特別が非常にレベルの高い一戦で、勝ったのは今年の3歳クラシックの中心となるであろうファンシーアップ。

勝ち時計1:56.4は、モジアナフレイバーが勝った2017年に次いでここ5年で2番目に速いタイム。ラップ構成も優秀で、昨年の南関2歳中距離戦で最もレベルが高かったと言っても過言ではない。そのレースの3、4着で、お互い走破時計が1:57.0以下であることを考えれば、この2頭のレベルもある程度信用が置ける。

この2頭からシクラメン特別で大きく離された9着のクローストゥミーだが、2走前はヤウガウの3着。ヤウガウはヒヤシンスSでも3着に入ったように、中央競馬3歳勢でも上位勢力だけに、クローストゥミーを安易に下げることもしにくいところ

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