CL横浜に一年生の息子と挑戦した記録

はじめまして、さむく丸と申します。
現在小学1年生の息子とポケカを去年からはじめ、
横浜CLではじめての大型大会に参加しました。

それまでは自宅で親子だけでずっとやっていて、
動画やTwitterなどでデッキを学びながら、
子供とわいわいデッキを作ったりしてポケカを楽しんでいました。

8月ごろ、横浜で大きな大会が開催されると知り、
息子が是非参加したいというので、
私は、半分「大丈夫かな、、」と思いつつも承諾。

子供とどんなデッキで大会に出るかを会話し始め、
様々なデッキを検討しました。
大会の優勝デッキや環境デッキなどを調べて、
私は「ズガドーンがいいんじゃないか」と
息子に話し、デッキを選択しました。

デッキを2人で作っている時間はとても楽しく、
子供がデッキに慣れていくうちに
「もしかして、これはいいとこ行けるんじゃないか?」
と親バカですが、思いはじめており練習にも力が入っていました。

私は他の家庭の親御さんも我が家と同じように、
ジムバトルなどの優勝デッキなどを
参考にしながら、子供のデッキを作る家庭が
多いのかなとなんとなく想像していました。

ドキドキと少しの期待を持ちながら
CL当日に臨みました。
なにもかも初めての挑戦で親も含めて
わからないことばかり。
何時に会場に着けばいいのだろうかとか、
ごはんはどうやって食べさせるのかとか
どこまで親が一緒についていけるのかとか、
色々と勝手が分からなかったです。

あたふたしている親を尻目に
息子は「行ってくるね!」と楽しそうに
戦場へ向かっていきました。

遠目にバトルしている息子を眺めながら
「途中で集中力切れてないかな」
「相手に迷惑かけてないなかな」
「喉乾いてないかな」
「勝っているのかな、負けてるのかな」
などもう気が気でなかったです。
どこのご家庭でも通る道なのですかね。
あの会場の中で最も緊張していた気がします、、。

さて、息子の戦績ですが、
結果からいうと、惨敗でした。
もちろん相性や運などもあるのでしょうが、
一度も勝つことなく、大会を終えました。

ただ、息子の様子は、いつもどおりで、
「3戦目はエネルギーがつけれれば勝ててた!」など
悔しいそうにしなながらも楽しく話す姿をみて、安心しました。
こういう時、親より子供のほうが強いですね。
そんな子供のたくましさに成長を感じながらも、
私は何が反省点だったのかなぁ、、
と頭の中では考えていました。
予選を勝ち抜いた子は、高学年の子ばかりで無く
小さい子も数名いたように思いました。
その子たちと何が違うだろうと。

たまたま隣にいたパパさんと会話させていただいたのですが、
「強い子たちは、親子で取り組むのはもちろん、地域やカードショップ、自主大会などで知り合った方々と練習したり、デッキを共有したりしている」
とお聞きしました。また
「強いジュニアは強いデッキをアドバイスしてくれるメンターのような大人の方々が付いている」と。

腑に落ちました。

私は同じように家族でデッキを考えるのだから、
子どもたちに、大きな差は出ないだろうと軽く思っていましたが、
違うんですね。このポケカというゲームは、仲間を増やして自分に足りないものを補っていくこともゲームの要素の一つなんだと。
他者との関わり方は各家族で程度はあれど、
環境などの情報を得たり、
一緒に練習したり、
立ち話で相談をしたり等のコミュニケーションを
重ねながら自分1人ではできないものを補っていくのでしょう。

駅までの道のりでそんなことを考えていると、
途中で息子が見知らぬ子に手を振っていました。
「誰?知っている子?」と聞くと、
「いや、さっき対戦した子」と返答。
そこからまた
「あともう少しで勝てた話」を悔しそうに、
そして少し楽しそうに話しだしました。

そんな姿を見ながら、
これからも悔しいことや楽しいことを
重ねていきながら少しずつ
仲間が増えていけばいいなと感じました。

コロナ禍の中で、
なかなか対面でのやり取りは
難しい部分もありますが、
もっとポケカを楽しみ、次の大会では活躍できるように
親子で頑張りたいと思います。

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