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恋文横丁

渋谷駅から道玄坂を少し上ると恋文横丁と呼ばれていた裏道がある

戦後すぐ駐在していた米兵と日本人女性の間の恋の取引がされた横丁の標識がいまだに立っていて当時を説明している

若い兵隊は日本人女性と恋をし裏どうりの人目につきにくい角にさんが店をだだし恋文の代筆と恋愛相談をはじめたそうだ

1953年「恋文」というタイトルで映画化され、宇野重吉が文筆屋の役を演じ恋文横丁は有名にた。

1960年代に私がアメリカの学校に通って頃 GIブライド(米兵と結婚してアメリカに渡った日本女性)に会う機会が何度もあった。 当時高校生だった私にはこの言葉の意味がよく分からなかった。 彼女たちはあまり英語を話さなかった。ほとんどの人たちは離婚して日本語ができない子供を育てていた。何故似たような環境の日本女性が固まってくらしているのか 私には不思議だった

18年間アジア人の女性として暮らしているとアメリカ人年配の男性は私の事をGI ブライドだと見る人が相当数いることが。
タイの温泉での出来事、温泉のプールで泳いでいると、こんな会話が取り交わされた、

「どこで英語おぼえたんだい?」多分80歳くらいのアメリカ人が話しかけてくる、

「英語ができるから いい生活ができるようになったんだろう?」

私はこんな人を相手に喧嘩しても無駄なので、その場をさった。

後でわかった事は、この男はアメリカ女性と離婚、アジアにわたり日本、台湾、ベトナム、ラオスを経てタイにたどり着いたらしい。

タイ人女性との結婚も破断になり、今はタイ国籍を持たない山岳民族の女性と一緒にいるとのこと



私達日本人女性を見る目もだんだんかわってきているのは確か、

でも年配にアメリカ人には映画で見るような女性像がきえないようだ。


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