見出し画像

VNL2023 総括

ここ数ヶ月、楽しませてくれていたバレーボールの大会が7/23に終わった。いつからだったか確認するためにTBSのホームページを見に行ったところ、5/30からやっていたようだ。あっという間だ。
女子と男子が週替わりに各国を回って対戦。総当たりではなく、予選では戦わない国もあり。
女子は名古屋→ブラジル→タイと予選を周り、予選7位で決勝へ。決勝の地はアメリカ。男子は名古屋→フランス→フィリピンで予選、予選2位で決勝。決勝の地はポーランド。
最終的には女子も男子も予想どおりの結果ではあったが、同じ予想どおりでも意味合いが違う。
女子はまぁ、今はこのくらいだろうというベスト8。男子は紙一重でメダルもありえるし、ベスト8もありえるかなと思っていたので、とても嬉しい銅メダルだった。
小学生の頃から日本代表を見てきているので、今の男子バレーの活躍は本当に嬉しい。石川選手が春高で破竹の勢いで2年連続高校三冠して、大学生になり代表入りした時から、ずっっっとメダルをとって欲しかった。やっとこの瞬間がきた。本当におめでとう。
チームの雰囲気がとてもいいのが伝わってくるし、何よりバレーボールが見ていて面白いし、楽しそうにプレイしているのも気持ちがいい。
次の大会も楽しみだ。

今回のVNLはU-NEXTで全試合配信。昨年同様BS-TBSでの放送もあったが、CMもないので U-NEXTをフル活用した。たまたま5月に急に信長協奏曲のアニメが見直したくなってU-NEXTを契約していたのだが、まさかバレーで役に立つとは。
VNL自体、昨年までは他の国際大会と比べると重要度は低い印象の大会だったが、オリンピック出場国の選出方法(最後の最後、残った国のうちから世界ランキングが高い国が出場)が変わったことにより一気に重要度があがった。それもあってバレーファンの間では盛り上がっていたように思う。
昨年は主力以外の選手を中心に戦う試合もパラパラと見られたが、今回はほぼ主力で戦いきった。
ポーランドとまではいかなくとも、主力以外の選手も活躍していたので、そういったところも楽しかった。ポーランドとは少し壁を感じたがそれも少しだし、他のベスト8に入るような国とは、どこが勝ってもおかしくないとこまでレベルが追いついた。本当にすごい。このまま誰も怪我せず(既に西田が怪我してしまったが泣)、オリンピック予選を迎えることを祈るばかり。

日本戦をリアルタイムで観戦するにあたり、比較的時差がいい感じだったのもよかった。たとえ昼にやっていたとしても、結果のネタバレを回避しつつ帰宅してバレーを見てから寝る、というルーチンが2ヶ月間出来上がっていた。
男子の決勝リーグに至っては0時スタートだったが、一旦寝てから再度起きて観戦することで体調不良にもならず乗り切った。最後の3位決定戦の日なんかはディズニーランドに行っていたが、それも帰宅後すぐに寝て、0時に起きてとすることで無事に銅メダルの瞬間を見ることができた。ディズニーランドも最高だったしメダルはとるしで、なんて最高の日だったか。
その影響からか昨日は20時には寝ていたわけだが。

とにかく楽しい2ヶ月間だった。
8月のアジア選手権も楽しみだが、どうやって見られるかまだ調べていない。選手たちは暫くゆっくりしてほしい。本当にお疲れさまでした。


ところで、いつから男子バレーはあんなにフィリピンで人気なんだろうか?笑
気づいたら人気が出ていて、いつからか明確にわからないが、少なくとも去年もすごい人気だったな。VBTVのYouTubeチャンネルの日本戦ハイライトの再生数も桁違いで驚きである。
フィリピンとしては大会に出場してないのに、開催地になるだけのことはある。最近は日本での国際大会の開催が減っているので、心底羨ましいかぎり。

人気絶頂期(女子)のテレビの扱いや巷の雰囲気を知っていると、今の盛り上がりは物足りないし、このまま競技人口が減るのは色んな意味でよくない。石川選手が柳田選手のフォームを研究したり、髙橋藍選手が石川選手のフェイクセットを春高でやってみたり、そういう連鎖が続くことを切実に願う。
まぁそういうのをさて置いて、今の男子バレーをとにかく多くの人に見てもらいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?