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床の間の岩崖(がんがい)

小さな岩崖の背中(と思われる部位)を静かに撫でてやると、
敷いてる砂の波紋がユラユラ揺れて拡がっていきます。

「よろこんで、、いる、の、、かな?」

朝日が真っ赤に描かれた掛け軸が、その後ろに
垂れ下がっていました。

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