[2023.07.01]ハリーポッターと呪いの子

やっと観に行けた!そして久しぶりの観劇!

ハリーポッターは原作が大好きなのでずっと観たかったのですが、ロングラン公演だからまだ大丈夫と思い続けてチケットを取るのを先延ばしにしていました。もちろん私は夏休みの宿題は最終日に全部やるタイプです。
たまたま休みの日にいい席が空いていて、最近観劇してなかったしいいや!と思い17000円を払いました。

めちゃくちゃ面白かった。魔法ってこの世に存在する。高い技術は素人には魔法に見えるってよく言われるけど、魔法に見えるとかそういうレベルじゃなくてもう完全に魔法でした。役者さんもスタッフさんも死ぬほど大変なんだろうな。

これは観劇中ずっと気になっていたのですが、日本のハリーポッターシリーズは小説版も映画版(吹替)も例のあの人の名前はヴォルデモートとなっていて舞台版もそのまま行くのかと思いきやしっかりヴォルデモー呼びになっていました。ブロードウェイとかの海外演出に合わせたのかな。それか小説版とか映画版のときはヴォルデモートのTは発音しないって知らずに製作していたので舞台版は最新情報に合わせようとなったのかな。

それにしても大人になったハリーの性格があまりにも変わってなさすぎて笑ってしまいました。ハーマイオニーに片付いていない書類を指摘されるとことか。勢いであることないこと言っちゃうとことか。

アルバスとスコーピウスからとてつもなくイキリ陰キャの雰囲気がして良かった。特にスコーピウスの一応空気は読めるけどいらんこと言っちゃったり選択肢間違えちゃったりする感じ。役者さんの演技もあいまって最高の陰キャでした(最悪の感想)

アルバスのホグワーツでの場面とハリーのホグワーツでの生活を思い返してもどかしい気持ちになった。ハリーだって授業とか成績とかめちゃくちゃ優秀かと言われたらそうでもなかっただろうし、ハリーもハリーでいろんなこと噂されて指さされたこともあるし、アルバスの気持ちわかってあげなよ...と勝手にハラハラした。ジニーもこんな気持ちだったんかな。

マクゴナガル先生ってあらためて良い先生だよな。ハリーもっと感謝した方がいいと思うよ。
透明マント被ったアルバスとスコーピウスを見逃してくれるところなんて、だからマクゴナガル先生はホグワーツで長年やってこれてるんだなって感じで最高。

マートルが完璧にマートルで感動した。声とか話し方とか。なんかあのネチネチしたぶりっこっぽい感じ。ねっとりした話し方。女子トイレの水道もかなり映画そのままじゃないですか?

第2試合の水の演出、すごかったですね。スコーピウスが湖から出てくるのビビりました。舞台上ビチャビチャになってますよね?どのタイミングでお掃除してるんだろ。

ディメンターが本物すぎて死ぬほど興奮しました。客席に来てくれるんだ!やったー!
再現度でいうとマートルとディメンターが個人的にピカイチだった。めちゃくちゃテンション上がった。本物連れてきた?

休憩中にロビーをふらふらしてたら、物販のサンプルが全て闇の印仕様になってて感動した。ここはヴォルデモーが支配する魔法界なのですね...。

ダンブルドア校長の肖像画の質感がマジで肖像画みたいで照明ってすごいなと思うなどしました。
本棚に食べられたり電話ボックスに吸い込まれたり変身したり本当に魔法界に行ったみたいだった。マジシャンが監修してるだけありますね。何回でも観たい。

マートルいるしケンタウロスもいるしハリポタハッピーセットみたいだったな。三校対抗試合のころに戻ってるのもあるけど。ダイジェストっぽいのにメインはアルバスだしハリーたちは成長してるしちゃんと物語としては新しくて不思議な感覚だった。

デルフィーがエイモスの姪でもなんでもないってわかった瞬間、もしかしてエイモスってそれもわかんなくなるくらい魔法でやられたか完璧にボケちらかしてるか全員が察する時間があって申し訳ないけど面白かった。

ハリーとジニーがアルバスからの毛布のメッセージを読み解いたところで泣きそうになった。なんでかは自分でもわからないけど。アルバスがはっきりSOSを出せたのとハリーが読み解けた途端なりふり構わず助けに行こうとするのが、はじめて2人が通じ合えたように感じて泣けた。

ヴォルデモー客席降りなんてアリなんですか?!
客席演出がディメンターと我が君なのはさすがに好きすぎます。闇の印のグッズ欲しくなります。

ドラコはしれっとタイムターナー所持すな。
ドラコの言い訳もわからんでもないしドラコのおかげでハリーたちも過去に戻れたけど所持すな。そういうとこやぞ。

出演者さんが違う回で何回も観たくなる気持ちがわかった。でも何回観ても魔法にかかるんだろうな。

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