[2024.05.18]絶望プリンアラモード、爪かわいい

とても久しぶりの小劇場。最近はわりと大劇場ばかりだったから、なんだかちょっと緊張した。

Twitterでたまたま宣伝を見かけて気になったのがきっかけ。第2回公演らしいのでできたばっかりの劇団なんだなー...。個人的にあらすじがかなり好みだった。

自由席とか手書きアンケートとか、高校演劇を思い出した。客層のせいもあるかも。

客層は高校生とか大学生っぽい方が多かった。お友達とか高校の後輩とかかな。観劇おじさんっぽい方も何人かいて久々の観測すぎて逆に感動した。

具体的になにがと聞かれたらわからないけど、すごく大学生っぽい脚本だと思った。大学生というか学生っぽいというか。なんだろうな、この社会人劇団にはない学生演劇独特の感じ。

ネイルサロンが舞台ってありそうでない。動きはつけにくいだろうけど会話劇としてはかなりアリな舞台なのでは?

添い寝のサブスクは私もほしい。全力で同意。

"世界で一番可愛い死"がなにか追求されるのかと思っていたけど、死に至るまでの人間関係のお話だった。

それぞれの希望やかわいさが人と関わることで変化したり、逆に頑なに変わらないものもあったり、苦しみながらもがく様子がおもしろかった。

人間って単純で難しい。

今まで(わりと今でも)恋愛をしたいとか恋人がほしいとか思ったことがほとんどないのですが、恋愛経験がなさすぎていざ好きな人ができたときに粘着質になりそうでこわくなった。適度に遊び遊ばれるのも人生経験として必要なのだなと感じた。ほんとうに。

私もネイルがしたくなった。

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