一生デ使いでもかまわない




書くに至った経緯


2月12日に開催された西部撃Rising#2という
・レート2000未満
・非制限大会120人以上規模32位以上
上記2点にのどちらにも該当しないプレイヤーのみ参加が参加可能な大会に2月3日に申請した。
また、1月31日に開催された平日大会のスマパにて3位の順位を獲得したこと、2月10日に公開されたTOP64のシードに7位で載っていたことから大会に対する凄まじいモチベーションが湧いた。

西部撃Rising#2 シードTOP64
正直場違い

本気で優勝するために

・デデデというキャラの強み
・デデデの強い動き

以上について改めて理解を深めるためにDiscordで自分なりの考えを書いていた。
元々記事として公開するつもりは無かったが、約2000文字に及ぶ長文がかけたため、考え方の共有や是非を問うためにも戦績に関わらず西部撃が終わり次第投稿するという形となった。

この記事がどの層に役に立つか

デデデのキャラコンセプトや根本的な強い動きについての記事なので、実力が停滞してきたり、なんとなくやってなんとなく負ける人には参考になるかもしれない。VIPやスマメイトで沼ったりしたら見るといいかも。



以下より本題についての記載、本題の最後に大会を経て再確認した強い動き(主観)大会結果を記載する。



そもそもデデデの強みは何か


デデデというキャラを構成する点として、

・ゴルドーでの相手を動かす読み合い
・長リーチによる差し返し、対空性能、着地狩り
・4回の空中ジャンプ、
 長リーチやゴルドーを絡めた性能の高い復帰阻止
・ゴルドーを利用した崖展開

が挙げられる。
以上を踏まえ、デデデは

「ゴルドーで相手を動かし、差し返しや着地狩りを主体に%を稼ぎ、崖、復帰阻止の展開で撃墜しきる。」

というロジックこそががデデデの強みであり、安定した勝ちを得られる立ち回りの側面の一つであると考える。

有利な試合展開を作るにあたって何が重要か?


デデデの長所、短所から逆算する形で考え、それぞれの箇所を紐解き総括する。

長所
・反確を貰いにくい長リーチ、
 それに伴う差し返し性能
・重い体重、復帰距離の長さ
・豊富な初見殺し
・着地狩り、回避読みの上スマ、崖ジェットによる1引く能力

〇体重第3位という長所から、バ拒否が顕著に勝敗へ繋がることが考えられる。
そのため、長リーチ、差し返しによる低リスクな行動からバ拒否を徹底し粘り勝つ試合運びが、安定した勝ちを生み出す第1歩である。

短所
・技の発生の遅さ、全体Fの長さ
・体の大きさ
・機動力の無さ
・暴れ性能の低さ
・2%で帰ってくるアホカスゴルドー

〇デブすぎて一挙手一投足の全てが重い。
デデデは技一つ一つの全体Fが長いことから、積極的な差し込み(ガン攻め)は再現性の高い勝ちに繋げられないことが考えられる。
浮かされた時や崖に出された時などの不利展開時は、相手の追撃を食らわぬよう回避、暴れ、空中ジャンプいずれかで対応し、択を散らす意識をする。
ゴルドーについての考えは下記に記載。

ゴルドーの強い、弱い使い方


※大前提として、相手キャラによってこの考え方は有意義にも無意義にもなり得る。
あくまで机上論であり、使うか否かの判断は読み合いの上で回っていることを踏まえ辿っていく。

〇強い使い方
・ゴルドー本当て(透かしゴルドー)

基本透かしで使用している。これだけで30%、その後の展開も良いため読み勝てば結果的に1ターンで稼げた%は高くなるという点が強い。
リスクこそは高いものの、引き気味で使えばノーリスクなことも稀にある。
対応され始め、ガードをしてくるようなら吸い込み、回避や暴れをするなら引き空後、引き空Nなどでこちらも対応できる。

☆上記の択を混ぜない透かしゴルドー一辺倒だと弱い。
 他の択と併用し、読み合いを回すことで初めて透かしゴルドーは意味のある択になる。

〇弱い使い方
中~遠距離(ニュートラル)で投げる横、下シフトゴルドー

見てから余裕でゴルドーを返されラインを失う、余計な%を食らうなど結果的に見ると不利を抱えてしまう。
もちろん相手がゴルドーに反応出来ず、被弾から有利な展開を形成出来ることもあるが、結局のところ嚙み合いでしかないため、使うにしても裏択程度の認識でいる。集中力が切れて疲弊している時にとりあえずでやりがち。

待ち状況を動かす上で大事な読み合い


〇極端な話、相手が最初から最後まで一生勝手に攻めてくれるならこちらも一生差し返していればいい。
だが、レベルの高い相手、特にオフなどでは お互いの待ち合い、その待ちを崩すに至るまでの行動や読み合いが避けては通れない。
そのような状況を打破するため、要は 待ちの崩し方についての行動や思考、読み合いを整理し纏めていく。

①ラインを詰め、上シフトゴルドー+ダッシュガードで動かす

デデデの中でも基礎的な待ちの崩し方。
ゴルドーに対しての行動にはその後隙を狩る、ダッシュガードでラインを詰めてくるなら掴みなど、相手のアクションに対応することで待ちを崩す、読み合い次第では一時的に有利状況を作れるという強みがある。

この読み合いの解釈を幅広く拡大し、相手の行動に対応することができれば、デデデの成績はとても飛躍すると考えている。
それくらい試合を左右する重要な読み合い。

②ダッシュやぷかぷかでライン詰め

シンプルな崩し方。
ラインを詰められ前に出てきた相手を引き行動で狩るというデデデの強みが顕著に発揮される動き。
攻撃をガードしてもガーキャンの取りづらい剣キャラに有効であると考える。

③高い位置(斜め上)からゴルドー投げ
終点や村町で特に有効な崩し手段。
それなりに距離が離れている想定なので良い展開は見込めない。
しかしこれを繰り返せば%勝ちし、相手が攻めざるを得ない状況に持ち込めるので、そうなれば待ち合いの展開から差し返しの展開に持ち込める。
ゴルドーを返されやすいという弱点はあるが、刺さる相手には刺さる。



大会を経て再確認した強い動き(完全主観)


オフで感じたこと(全部が全部オンでちゃんと通用するかは不明)、完全に僕自身の主観であることをていにランキング形式で記載していく。



1位 引き空前

今まで立ち回りの中でなんとなく使って、なんとなくあ~つええなぁ~と思っていたが、ダッシュガードなどで密着状況になった時とりあえずで使うのがとても強かった。正直ここまでの8連ルーザーズランを成し遂げたのはこれのおかげでもある。誇張し続けるが本当に強い。
・ガードされてもリーチがある分反確を食らいにくい
・密着状況から相手の暴れ、ジャンプ、掴みにリスクをつけれる
という2つの利点がある。
相手がガード張りっぱならこっちは掴みでいいという読み合いもあるし、引っかかる人や刺さる人には本当に刺さり続ける。強い。ほんまに強い。これに比べると垂直ジャンプ透かし吸い込みはカスや。

2位 ディレイ空後

急降下空後だと立ち回りが一辺倒になりがちでジャスガや回避を合わせられがち。しかし、急降下入力をせずにタイミングをずらすことでその周辺の思考を崩すことができる。ニュートラルから崖展開までずっと強い。ZAKIさんやぐーりさんが取り入れてしっかり勝っている印象がある。


3位 魂の空上着地狩り

これくらいそれなりに強いデブ使いならみんな既にしていると思う。
なぜわざわざランキングに入れたかというと、自分が思っていた以上にしつこく空上での着地狩りを徹底し続けて良いということに気づいたからである。今まで自分の着地狩りが浅かったというのもあるが、急降下N回避だけ意識しつつゲムオみたいに空上での着地狩りを徹底する。本当に単純だが改めてこの強さ、重要さを確認できた。


4位 上強で浮かせる

上強で着地狩りの展開へと繋げられるのが強い。
ZAKIさんがやっているのを見て取り入れたが、かなり良かった。着地の弱いキャラや、%、回避Fの関係で上投げ空上が入りづらい相手にはばんばん使って空上での着地狩りへ繋げた。
ニュートラルで上強を当てるのが個人的に難点だったので、西部撃では上り攻撃をジャスガしたけど相手がまだ40%~ぐらいのような状況で使った。


大会結果

敬称略 右に出したキャラを記載

予選 
Leoほう 1-2 デデデ
矢板谷 2-0 デデデ
ResN@o 2-0 デデデ
グミカケ 2-0 仁義 デデデ

本戦
AskaMint* 2-1 デデデ
虹のゴキブリ 2-0 カズヤ
楓 3-2 デデデ
にぶたに 3-0 デデデ
ショコボ 1-3 カズヤ

上記の戦績で結果は13位
本気で優勝したくてデデデもカズヤも仕上げてきたので個人的には微妙な順位。
最後裏で負けたのは全試合カズヤを出したからであって、敗退に直結した要因がデデデかと言われるとそんな訳でもない(表はデデデを出して負けた)ので結果に対する本質的な落ち度はカズヤであり、デデデの動き自体はとてもよかったので前日にこれを書いて正解だったと言える。
デデデの顔を288人規模大会のリザルトに載せれたのは素直に嬉しい。
最近はオフ全般に注力しているが、スマメイトでのレート2000もまだ達成できていないのでそちらも本腰を入れていきたい。
読了感謝

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